くりぃむしちゅーのたりらりら〜ん(2005/09/21 24:10-24:50 日テレ)

絶対成功する恋愛テクニック オレ・私の恋愛100%と題して、まあその名のとおり、絶対成功する自信のあるテクニックを披露していくという企画。っていうかいつのまにこの番組はこういう企画モノになったんでしょう…??披露するのはおぎやはぎ、YOU、劇団ひとり関根勤、くりぃむ有田。本当に使えるかどうかを雑誌編集部(LUCi、caz、PINKY、SPA!、小学5年生の5誌)の恋愛記事担当者がジャッジ、雑誌掲載を目指すということで。トップバッターは矢作。有田の「矢作は存在自体が100%だもんなー」というわけのわからんほめかたで送られます。矢作のテーマは

海のナンパで絶対成功する100%

あ、こ、これは…トランシーバー??「これは昔の実体験なんですけど、小木と一緒に海に行ってたんですよね、普通に。で、ナンパしようよって」と話し始めたとたん、YOUが「小木くんと一緒に行ってる時点でもう気持ちが悪い」ともっともな意見。で、矢作も「そうなんです」と全肯定。「ただこんな2人でもできる100%を教えてあげようっていってんじゃないですか」となかなか説得力ある話。そしてその100%は「トランシーバー持ってるんです」と。オネーチャンの近くにトランシーバーを落とし、「もしもーし、近くにいたら出てくれませんか?」と話し、出てくれた場合はトランシーバーのルールにのっとり、「『どーぞ』ってつけてくださいって言うんです。そーすると必ずその女性たちは『え、なになに?』って持ちながら、押して、『ここに落ちてますけど、どーぞ』って必ず言うんです!」と矢作。「女性ってみんな気づいてないかもしれないんですけど、みんなね、『どーぞ』って言いたいんですよ!」って。「そんなことはない!」というみなのツッコミにもめげず、「それで、しゃべるでしょ。『どのへんに落ちてましたか〜?』っていうと『海の家の近くです、どーぞ』って、盛りあがるんです。したらこっちは『今日、どこから来たんですか、どーぞ』とか言うと『横浜です、どーぞ』って盛り上がっていくんです」で、どんどん盛りあがっていくわけらしい。そして仲良くなってから「トランシーバーそろそろとりに行っていい?どーぞ」っていうと、「あ、待ってまーす。どーぞ」と会ったときにはすんなりいくそうです。「ナンパって外見が大事じゃないですか。で、小木と矢作、まあおぎやはぎなんですけど」と矢作。続けて「やっぱりね、話も聞いてくれないで『ああ…』ってなっちゃうんですよ。話だけは、聞いてもらわないと。こっちは話術に自信があるんだから」そのために顔を見せる前に話を、と。
ほほーう、なるほどという感じになって「どーぞ、っていう会話を続けることによって、『ベッドに行こうか、どーぞ』『あ、いいかも、どーぞ』って言っちゃう流れが…」ってYOU姐さん、そんなんでいいんですか?「話術がある人じゃないとダメなんでしょ?」と有田、「基本的には話術ですよね」という矢作に「矢作は、やっぱり話術が…オマエ話術あるもん!!」とすげぇうらやましそうに発言。「有田さん、アナタないんですか?」と上田、「だってあるもん矢作〜」という有田に「芸能界から出ていけ、ならオマエは!」で、ジャッジは5社全部プラカードがあがり100%!!「やった〜」とハイトーン矢作ボイス。編集者の方々も絶賛でした。
続いて有田が「好きな女の子と絶対キスできる100%」として、タバコの灰を落とさずに1本吸いきったらキスをさせて、と言ってタバコの中にシャーペンの芯を仕込んでおいてうまいこと吸う、という100%を。キスさせて、という前に実際やってみせて「灰を落とさず吸うのは不可能」と女の子に思わせることが重要で、上手くいった後にももう一度…とやってみて「あーやっぱりできないな、あのときのは奇跡だったんだ」という気持ちにさせるってところがイヤラシイです。それを聞いた小木、いたく感心して「ボクも…いっちゃいますよね」って真顔でいうなそういうことを。「いや、もしね、有田さんが僕にそういう好意があれば、たまたま自分の目の前で成功したって…!!」と興奮気味の小木。小木を興奮させてどうする。
そんな小木の100%は「悪口で女の子をゲットする100%」…ん?なんだそれ??「デートに誘います。2次間でいいんです」と小木。まずはデートに来た女の子の服、髪型に会った瞬間ケチをつけるという。そして食事をしながらも文句を言う。そしてその間重要なのは「物をとるときは、(左にあるものをとるときは)こっちの手(左手)ではなくて右でとるんです。これ、クロスの原理って言うんです」と解説。「悪口を言っている間も、クロスの原理があることで、僕は心を開いてますよっていう心理が働くわけです」さらに「テーブルの上で必ずこうやるんです」と肘をついて手を頬にあてるポーズをする小木。「エルボーの原理っていうんです」と。なぜかテーブルの上には赤ワインの入ったワイングラスがおいてあって、おかしさ倍増。そして、その二つを重要だという小木、「最初の1時間で泣いたら勝ちですよ。泣くまで言っていいんです」と。んで、どうするかというと残りの1時間で「振り子でいうと…嫌いの頂点ですよね。これを、残り1時間で解き放つんですよ。すぱっと」もちろん手振りつきです。振り子の。「すると…この振り子がぷしゅーっとこの、好きのほうに、ぶおあああああっていくわけですよ」残りの1時間でものすごいフォローするとのことで。しかもフォローの仕方は「今の、ストライプのシャツだけど、ボーダーにしたらもっとかわいいよ」「髪型もね、ソバージュとかしたらいいんじゃない」とか…そ、そんなんでいいのか??でも小木理論では「すると、この人がいないと私生きていけないんじゃないの?」って気分になるそうです。これを「振り子の原理」と言う、と小木。それに対し「女優さんってそうだよね」と関根さん。曰く、女優さんはちやほやされてきているけど、映画監督などはあえてくそみそに言い、あとで「君をかってるから言うんだ」と優しくすると「すぐパンツ脱ぐらしい」と。横からYOUに「女優全体のイメージに関わりますよ!脱がない方もいらっしゃいます!!」と言われておりました。で、この小木の100%、ジャッジは60%。でもクロスとエルボーの原理は有名らしいですよ!そ、そうなんだ!!
劇団ひとりは映画みたいなキスができる方法、ってことで、キス顔をばっちり見せてくれました。ぎゃー。さらに、ムードのあるキスシーンってことで「船橋の港であった話ですよ」と披露したテクが、女の子に「『きゅうり』って唇をつけないで言ってみ」といって、唇をつけないようにして女の子に言わせ「じゃあ普通に言ってみ」と普通に言わせると、「なんだ〜もともとくっつかないじゃん」と女の子。そこに「じゃあ、『愛してる』って言ってみ」「どうせくっつかないんでしょ?」という女の子に「くっつくよ。俺が」で、キスするという…「オマエ船橋の港で何やってんだよ!!」と矢作のハイトーンボイスきましたよー。うはは。それでも80%でした。よくわからんな基準が…。
そして結局雑誌掲載の座を射止めたのは「わりとスムーズに恋人と別れることができる100%」としてYOUが出した「最近ね、心と体のバランスがおかしくて…」というワード。ジャッジは0%、さらに劇団ひとりに「逃げてる、アンタ!」と怒られ、「なんでいかないんですか勝負に!」と小木には指までさされる始末…だったのに。
この番組、企画がずいぶん変わっちゃって今後はどうなるんだろう…とも思いますが。でもまあ、今日の感想としては、小木が白ジャケ、矢作が黒ジャケ、2人とも中に細かいストライプのシャツといういでだちがオサレだったとこですかね。特に白ジャケの小木が赤ワインののったテーブルで肘をつく絵がなんとも…ねえ。