30minutes(2004/10/29 25:00-25:30)

OP、なんかいつもと違うなあ、と思って見ていたのですが、今回のタイトルコールはAFRA。うわーどうやったらあんな音出せるのでしょうか?ほんと、すごいよなあ。
実は、公式に、今回の予告はこのように出ていて笑ってしまったのですが…。

コミカルパフォーマンスコンビ、”ラッキーコミカル”のメンバー、ラッキー荒川が死亡した。死因は自宅で玉乗りパフォーマンスの練習をしているときに転落死。
彼は若妻、夏希を遺して急逝した。その葬式では相方で喪主のコミカル小木をはじめ、未亡人の夏希、他殺とにらむ敏腕刑事矢作、捜査そっちのけで夏希にほれ込む先輩刑事日村、訳の分からない葬式に思い悩む葬儀屋の設楽など、各々の思惑が交錯していく。そしてコミカルパフォーマンスのリハーサルが始まるのであった・・・。

コミカル小木て!携帯サイトで見て「ぐふっ」ってなっちゃいましたよ、コミカル小木!小木ダンスが脳裏にフラッシュバック!ぎゃ〜!!そんな期待も膨らんだ第5話・「あるパフォーマーの葬式」

ラッキー荒川の葬儀会場。未亡人となった夏希(加藤夏希)は刑事矢作に問い詰められていた。「旦那さん、誰かに恨まれてませんでしたか?」という矢作の問いに「知らない。ああ、ウザイ」と答えた夏希。「あんたキモイ」などと言われた矢作は夏希が荒川を殺したとにらんでいて、なんとかして夏希を捕まえてやろうと思っている。
会場の入口。ラッキー荒川の相方、コミカル小木は葬儀屋・設楽と、葬儀の打ち合わせをしていた。小木はコミカルパフォーマーらしい葬儀をしたいと思ってるらしい。戸惑いながらもそれに従う設楽、小木に「球乗りの球」を調達するようにいわれ、探しに行く。
一方、夏希にしつこく問い詰める矢作。「キモイ」と連呼され、尚更厳しくなる詰問する。そこへ小木がやってくる。「刑事かなんだかしらないけど、今日は葬式だぞ。夏希ちゃんの気持ちも考えろよ!でてけ!」と言われた矢作は仕方なくその場を去る。
「ちきしょう、あの女、ぜったい正体あばいてやるからな!」と、会場の入り口でタバコを吸う矢作。そこへ先輩刑事の日村がやってくる。「あの奥さんが旦那殺していると思ってるんですよ、奥さんから情報を聞き出してほしいんです」という矢作に対し、日村は「めんどくさいよー」とまったくやる気なし。しかし、「昔の友達とかなんとかいって、奥さんに近づいてください」と夏希の写真を見せられた日村、「やはぎぃ〜オレ、この辺が、変だぜ〜。」と股間を押さえながら言う。
葬儀会場で話している小木と夏希。「夏希ちゃん、元気だしなよ。今日は最高の葬式をやってみせるから。もしかしたら、あいつも喜んでお化けになってでてくるかも。」という小木に「やめてくださいよ〜私、お化けとかちょー苦手なんです!」という夏希。「この葬儀場、出るんだよ〜」なとどいっているところへ日村が入ってくる。「知り合いになります」という日村、とりあえずご焼香するものの、「昔の…知り合いといいますと?」と小木に聞かれ、苦し紛れに「まあ、…大親友ってことになりますよ」と答える。それを聞いた小木は以前ラッキーとコンビを組んでいたものと思いこんでしまう。「ラッキーと二人でどんなパフォーマンスを?」と聞かれた日村、なんとなくあやしげな動きをしてみるものの、いたたまれなくなって、その場去る。
入り口に戻ってきた日村、矢作に「ちゃんと捜査してくださいよ」と言われ、「やべえよ、俺、まじに好きになっちゃったよ!」「例え殺されたとしても、あんな美人と結婚できただけありがたいよ!しょうがないよ殺されたって!」と、まったく聞く耳もたず。あんなブサイクと結婚したんだから、俺も真剣にいけば、落とせるんじゃないかな、と一人で盛りあがる日村に対し、答えに詰まる矢作。その表情を見て「え?俺はあいつよりブサイクじゃないよな??」「先輩とか後輩とか関係なく、どっちが上なんだ?答えろ!」と矢作を問い詰めると、「同じぐらいですよ」。「おまえ!こういうとき先輩を立てろよ!」と怒る日村に「たててますよ!!」と矢作。日村は「たてたの?それで同じなの?じゃあ俺はあいつよりブサイクなのか!!」と怒鳴る。
球をもってきた会場に入ってきた設楽。しかし持ってきたものはとても乗れるような球じゃなく、小木は家までちゃんとした球を取りに行くといって、設楽を連れて出て行く。
日村がどうしようもないので、矢作はもう一度夏希のところへ。問い詰めていると日村が「いいかげんにしろ!」とやってくる。夏希に「助けてください」といわれた日村、「逃げて!僕のことはほっといて!」と夏希を逃がす。「いいかげんにしてください」と怒る矢作。そこへ設楽に支えられて小木が戻ってくる。どうやら歩道橋で転んで、足をくじいてしまったらしい。「最悪だよ!ラッキーごめんよ!!ちっくしょー。このショーを成功させられないなんて!せめて…ほかにパフォーマンスのできる人間が…ああっ!いた!!!」

全身白タイツの日村さんのパフォーマンスショーがちゃちいのなんのって!耳から指を入れて、口の中に指が、というものやらモノマネ(沢田研二やヤギ)やら。それに大喜びする小木さんが気持ち悪い!そしてその様子をばちばち瞬きしながら見つめる設楽さん…最高!!
オチは、荒川そっくりの姿(白タイツにサングラス)の日村をみて、荒川が生き返ったと思った夏希が「来ないで!!それ以上近づいたら、また殺すわよ!!」と叫ぶのですが、その後、皆の動きが止まり、そこに矢作がでてきてカメラ目線で敬礼して「このたびは、ごひゅひょしゃまでひた」。そのしゃべりをオチにしていいんでしょうか…。わざと言えてないのか…いや、素でも言えてないはずだ…。矢作の天敵「サ行」!!
今回は、小木さん。期待を裏切らない小木ダンス。パフォーマンスショーを始める時に、音楽を流すんだけど、その音楽に合わせて「ワンツースリフォ〜、ワンからのスリフォー、フォなしのスリフォ〜」と言いながら体をくねらせる!気持ちが悪い!!うはー!!しかしまあ、踊ってなくても、小木さんのあの気持ち悪さはなんなんでしょう?!葬儀ってことで、黒スーツ着用、で、かっこいいはず、なのに。ああ、謎だ。
しかし、荒川が最初のシーン(いつもの別枠シーン)しか出てないっていうのは、どうなんでしょう?誰とも絡みないし。まあ、こういう回もあってもいいんだろうけど、ちょっともったいないなーと思いました。
全体的に、今回は締まりがあまりない、緩めの感じだったかなあ。細かーいところはいろいろあって、例えば夏希に「口臭い!おじいちゃんみたい!」とか、「便所コオロギ」呼ばわりされる矢作とかね*1。それは中心として進めているのが小木さんだったから、なのかもしれないけど。ドラマってことを考えると、日村さんや設楽さんが話の中心にくるほうが、ぐっといける気がします。小木さんならではのよさももちろんあるんですけど、どうしても「小木博明」になっちゃうんだよね。もちろんそこが好きなところでもあるんですが。

そして、牛タンはいつまでプレゼントしてくれるんでしょうか。応募してみようかしら。

そしてそして、次回!来ますよついに!「小木紹介所」!!



*1:今回の矢作刑事は2:8分けの銀縁メガネ。確かになんとも虫っぽい。