タモリ倶楽部(2005/09/16 24:15-24:45 テレビ朝日)

DVD録画したのがたまってるので、とりあえず時間を追って順にみていくことにします。なので、日付ずれますけどご容赦。
で、冒頭ゾロゾロと登場したのは板尾創路おぎやはぎ矢作、小木。「ヒマやし、ヒマやなあ」「ヒマだしヒマなんですよねー」とさんざん暇アピールをする3人。「暇やし、あの、タモさんも回しましょうか」と板尾。「ああ、いいっすねー」と矢作。そんなわけで暇だから*1ペン回しをしようということで、今回はテレビ趣味講座「ペン回し 第一回」ってことで。あれです、あの授業中にペンをクルクル回すっていう、あれです。
で、左から小木、矢作、タモリ、板尾と座り、講師の先生を迎えて教わることに。おぎやはぎの2人は「ペン回し世代」で、「学校内で『ペン回し禁止』って出るくらいですからね」と矢作。実際のところ、初歩のくるっと回す「ノーマル」は2人ともできて、ペン回しに最適なペン・Dr.グリップを手にした段階でくるっと回しております。と、ここでふかわりょうが乱入*2。「おぎやはぎじゃちょっと、物足りないでしょ?」と台本片手に。「できたらいいよ」という条件付けでふかわも参戦です。できたらペン回しステージ(←黒い幕が後ろにひいてあるので、ペンの動きがはっきりわかるようになっています)で披露、というルールのようです。板尾がふかわに「ふかわはだからこう、ステージでクリアできたらOK」と説明している横で「あ、できた!」とタモリ。「ちょっとタイミング考えてくださいよう!」とふかわ。とりあえずその勢いでってことでステージでやるタモリだが失敗。すごすごと戻ってくる。「僕らはもう、いっちゃっていいと思いますよ?」と矢作。くるっと成功。えへへとあの歯を見せる。続いて小木も成功。しかし他の人はなかなかできない。やっぱりねえ、キャリアが違うわけですよね。と、ここで出来の悪い生徒のために「ノーマルバーチャル体験」を作ったという先生。出てきたのは紐でつるしたDr.グリップ。「ペンは落ちることはないので」というも、非常にやりづらそう。「先生、これのほうが難しくなってる…」とタモリ。先生もやってみて「…糸がないほうが…」
で、結局おぎやはぎ以外はまだできず、「不器用としかいいようがないね」と矢作。さらに「無意識でやったほうがいいの?」というふかわに「無意識でやるなんてもっとうまくなってからの話だよ」と容赦ない。さらにさらに失敗続きの皆に向かって「俺たち…初めて出させてもらってね、心配するのもおかしいんですけど…ノーマルだけじゃ番組にならないと思うんですよ」た、確かに。
そんなわけで第2段階は「ソニック」指の間をはじくような感じで回します。先生の実演を口をきゅっと結んで真剣に見つめる矢作。そして「これって俺、ソニックになってます?」とやってみる矢作。「はい、なってます」と先生。おおー。どうなってるの、と聞く板尾に「これ、ひっかけたのを外すことによって、こっちに行きますよね…で、押さえてるときにこう、抜くわけですよ…」と理論的に説明をする矢作。「理屈はわかった」というタモリ。しかしその横から板尾、矢作の指の先をぎゅうっとつかみ「い″でっ」とおかしな声を発する矢作、「関係ないでしょそことは!!見てることが全然違うじゃないですか」と。この後、矢作の説明通りにやってみるものの、できないタモリと板尾。「抜けないよね?」と矢作の手元を見て「抜いてないよね?」「嘘ついてるやろお前!」と責める。「いや、ゆっくりやるから無理やり抜かなきゃいけなかったんですよ。こうやって。でもスピードがあると、勝手にこうやって…」と矢作が言うと「勝手にって!!」「勝手にってそれお前自分がおかしいやん!!」とまたも2人に責められる。「それは勝者の理論だよ!!」とタモリ。板尾も「俺、これ(中指)抜くわけにはいかんぞ。構造上」と矢作に言うが、それを横で見ていた小木「普通に、先生に教えてもらえばいいじゃん」…そうですね、すっかり矢作がレクチャーしてましたね。
先生に教えてもらい、「できたっ!」とまずは板尾がステージへ。しかし、「ソニック」をするつもりがなぜか「ノーマル」になり、さらにペンは落下。「やー、もう向こうではできん」と板尾。「じゃあ」と矢作立ちあがりステージへ。「意外とできへんかったりしてな」という板尾に「そんなわけないじゃないですか」とステージの椅子に座ると、顔をまっすぐ、正面にいる板尾の方へ向けたままペンを回す。「うわっ!!」と板尾、「俺の目ぇ見てやりましたよこいつ今!むかつくわこいつ」と。
続けて練習するが「バラバラになっちゃった、手が。シャバダバになっちゃった」とタモリ。と、「できた!」と手を挙げ、ステージに向かう小木。しかし「あーちきしょう!」とさっくり失敗。「最初の動力はどっから発してるんですか?」と質問するふかわ。…動力?そこで矢作が説明を「だから、これ、ストッパーじゃん」と始めるが「その、説明する時『だから』ってやめてくんない?」とふかわ。さらに矢作「…パン、てやったときにここに当たる、絶対」というと「絶対ってのも気になる」とまたもふかわから指摘が。さらにさらに「…ここまできて、中指抜けば、自然とこうなるんですよ」と説明すれば「自然と?!」…つまりは『だから』と『自然と』と『絶対に』がムカツクわけですよね。で、とりあえずふかわが挑戦するものの、うまくできず「とりあえずふかわさんには帰ってもらって、次に…」という矢作。「ここまできて帰ってもらうってのはおかしいじゃないですか」というふかわに「そういう約束できたんでしょだって」と小木。ふかわ返す言葉なくここで退場。
そして第3段階は「ガンマン」もうわけがわかりません。下の小指のところから縦にくるくるっと2回まわして上にもってくる感じ。さすがにこれは矢作もできず、ペンを落としてしまうとすかさず「なにしとんや!ヘタクソやなー!」と板尾に頭をどつかれる*3。「ヘタクソやなー!」「できないの?!」と先ほどの仕返しとばかりに言うタモリと板尾。「ちょっと待ってくださいよ!今までのあったでしょう、実績が!!」と反論する矢作。しかし「ワンステップずつ別やから」とできない人は、できない人だと主張する板尾。タモリも「別個契約」と。練習するも「これは無理だなー」と言う矢作。「なーんでできないの?!」とタモリに言われ「できてない人が言っちゃダメですよ!」とムキになる。すると「子どものころはできてたんだよ」とタモリ、「いくつー?」と矢作に聞く。そして矢作が「34です」と答えると「34のときはバリバリできてたよなー」と板尾に言う。板尾も「バリバリですよねえ」と。「両手ガンマンだよ」「両手で両手で」と2人。「今までの中で一番難しいヤツですよねえ?」と先生に聞き、そうですと言われた矢作、「お前、あそこで失敗して来い」と板尾に言われ、ステージへ。くるっと回すことはできるけど、途中で親指を添えてしまい、止まってしまい「これ、ちょっとだめだ…」とあきらめモード。この後も先生のアドバイスをもとに他の皆もやってみるが難しくてできず。「手全体を少しひねる感じで…」という先生に、「手ぇ?!」と今まで黙々とやっていた小木、少しキレ気味です。
空耳アワーをはさんで、後半戦。先生のすごい技が炸裂。…世の中にはいろんなことをやってる人がいるもんなのね。スローで見るたびに「おおー」「すげー」と声があがります。しかしそんな技を見た後に「ええことありましたか?」と先生に聞く板尾。こんだけできて…ねえ。そこに小木が「先生のスーパーテクをやって、見て、なんか燃えちゃったんで、みんなで何か一つ、やりとげましょうよ」と。小木の顔を見ていた矢作「全然、燃えたように見えないけど」と。板尾も「終始なんか納得いかんような顔しとるやろ」。でもとりあえず全員で順番に一番簡単な「ノーマル」をやることに。先生→小木→矢作→タモリ→板尾の順です。と、1回目は懸念されていた通り、タモリで失敗。しかし2回目はつたないながらもタモリまでは成功。「おっ!」と声があがるも「マジっすか?」と板尾、やはり失敗。「間があくもんな、板尾さんのとき」と矢作。小木も「いい感じできてんのにねー」と。タモリはできるようになったのに、板尾はもう最後までできず、タモリに「残る?」と言われ「いや…残るのは…」。1回成功すればいいと言われたのにやはりできず、「現金でカタつけるか」とタモリに言われ、最後は「これ以上かかると電気代とテープ代は自己負担だからな」と言われた板尾「…ちょ、(テープ)止めてもらっていいですか?」
いやあ、しかし「タモリ倶楽部」、いいんじゃないですか?なんかこう、合ってる感じがするなあ、おぎやはぎの雰囲気と。今回は矢作が意外と器用にこなしちゃってたから、その分いろいろいじられてたけど。そして矢作の手元のアップがたくさんあってわたくしご満悦。キレーな手をたっぷり見させていただきましたよ。ふふ。そんで出来て得意げになってる矢作とか、ちょっとできないと悔しげな矢作とか。矢作矢作うるさいですね。でもこういう素に近いところを垣間見れると嬉しいんですよ単純に。あーまたこういうの、出てくんないかなあ。



*1:「テレビでしかまだ見たことないですけど、いつも暇そうですけどね」と矢作。ああその通り!!「返す言葉もないですけどね」とタモリも。

*2:先週もこんな感じで入ってきたようで。流れで押しかけて出演したとのテロップが…。

*3:このとき、先生の手元を真剣にみてマジだった矢作、一瞬素で驚いていました。すぐ笑顔になってましたけどね。