30minutes鬼(2005/07/01 25:45-26:15)

きた!きましたよ!!もうね、始まる前の「120秒後スタート!」の予告からパブロフの犬のごとく、高鳴る胸。あの曲聞くとダメです、もう。OP、アレンジが変わり、5人のイラストも(間に合ったようで)ラフスケッチ、っていうのかな、そういうものに変わりましたが基本的には以前の雰囲気を引き継いだ感じ。
以下、ストーリーさらってますので、DVD化待つ方はパスしてください。かなりテンション高めでお送りしております。
で、第1話は「メールフレンド虎の穴」

地図を見ながら歩く日村と、ちょっと不安げな荒川。「お、ここだ」と着いたのはMFTと書かれた「メールフレンド虎の穴」。入ろうとする日村だったが荒川は「やっぱりやめよう…」と。「ほーら、始まったよ、びびってんじゃねえよ。どうすんの?あとデートまで30分よ?!じゃあいいよ、俺が変わりにいってやるよ!!」と怒り始める日村、「それ違うでしょ」と荒川。「なんでお前みたいなヤツがデートできるんだろうな」「…なんでだと思う?」「知らねえよ、そんなこと。聞くんじゃねえよ俺に!」「あ、そっか」「あ、そっか…じゃねえよ!確かに俺は女に対してはまったくだよ!!」とドアの前で大声で話していると、中か眼鏡をかけた冴えない感じの従業員(麻生祐未)が出てくる。「…うるさいんですけど。気をつけてください」小さな声でそういってドアを閉めようとしたとき、「ちょっと待って!」と中に入ろうとドアを押さえる日村。それに対し、ドアを閉めようとする麻生。
メールフレンド虎の穴は、出会い系などで知り合った異性に実際に会ったときにうまくコミュニケーションがとれるように指導してくれるという会社。「話し方からホテルへの誘い方までぜひお任せください」とやや胡散臭いプロモーションビデオを見ている二人。その映像が終わり「おばちゃん!ビデオ終わった!」と日村。食事中だった麻生は不機嫌そうにテレビを消しに立ちあがる。「おばちゃん、悪いんだけど俺たち急いでんの」と日村、「わたしにそんなこと言われてもしらないですけど」と言われブチ切れる。「あんだよ、その言いかたは!俺たち客だろうが!!」と叫ぶ日村、「…おばちゃんっていうのは、失礼だよ」と隣でもごもごいう荒川。そこへ入ってくる責任者・矢作。
「失礼しました。彼女に代わって私から謝ります」とソファーに座って話す矢作。「時間がないので、早く教えてください」という荒川にコース説明を始める矢作。ロングコースは1年間で19万円、ショートコースは1週間で18万円と提示される。「インチキだ。帰るぞ」と立ちあがる二人。「ちょ、ちょっと待ってくださいよ」と慌てて止める矢作、「実はスーパーショートコースってのがあるんですよ。30分以内でマスターしちゃうってやつで、ロングコースよりマスター率が高いんですよ」と説明、さらに荒川にいくら持っているかを聞き、「5万円になりますね」。「ちょっと待てよ!あんたそれ今値段決めてるよね!!インチキだ!!」と怒る日村。それに対し「インチキだったらインチキって言いますから。屁こいたら屁こいたって言いますから」といさめようとする矢作。なぜかちょっとおさまった日村に対し「だいたいね!我が虎の穴の授業を受けて、失敗したっての聞いたことないですよ!!」と言い放つ矢作。それを聞き「僕…やります!」と荒川。
契約書にサインする荒川。そこへ荒荒しいノックの音とともにサディスティック小木教官到着。入ってきたのは黒の皮ボンテージルックで目にもマスクしている小木はいやにはっきりと「こんにちは」とごあいさつ。もちろん手には黒い鞭。
小木教官によるサディスティック講義が始まる。立って向かい合う小木と荒川。「あなたが生徒?」と聞かれおどおどと「…はい」と答える荒川に「違う!『はい』じゃないの。私の講義中は返事は全て『そいっ』でお願い!」と小木。「わかったか?!」「…はい」「違うッ、そいっ!」「…そい」「恥ずかしがらないで、そいっ」「そいっ」「そいっ」「そいっ」「そーいっ」「そーいっ…って、なんで?」とソファーに座っている日村のほうを向く荒川。日村も「さあ」と首をかしげる。「あなた…だれ?」と小木。「あ、連れです」と答える日村に「ブタみたいな顔してるわね」と言う小木。「えへへ、すみません」とブタの声も出す日村だったが、奥の机にいた麻生に対しては「てめえ、なに笑ってんだよ」とつっかかっていく。しかし、麻生は眼鏡をはずし、無言で威嚇。何も言えなくなりそのままソファーに座る日村。
デートの失敗の原因は恥ずかしさや照れだという小木教官、「お前の持っている恥ずかしいという概念をすべてなくすから、覚悟しろ!」というとちゃんと「そい」と返事する荒川。「よし。じゃあ私の言うことを続けて言え。…『わたしはブタです』」と小木、「…?え??」と戸惑う荒川。「恥ずかしがらないで」と小木は言うが「え?…わ、わたしは…」と言えない荒川。「てめぇ〜かっこつけてんじゃねぇよ!!恥ずかしさを捨てろ!!」となぜか嬉しそうな顔で荒川にかかっていく小木教官。「こんなこと意味があると思いません!帰ります!!」と帰ろうとする荒川に「契約結んだろさっき。うちの講義終わるまでぜってぇ帰さねぇぞオイ」とさっきとは別人のように柄の悪い矢作。そこへ「荒川!恥ずかしがってんじゃない!そんなの簡単だろ!!」とソファーから立ちあがった日村、「私はブタです!!」とブタの声まで交えて連呼。「なかなかいいセンスしてるわね」と小木教官にも誉められ、「そうっすか」と嬉しそうな日村、荒川の方へ歩み寄り「俺も一緒にやってやるよ。がんばろうぜ」と。二人揃って小木のあとに続いて「私はブタです!」を連呼する二人。「OK!心の中で常に私はブタですって気持ちを持っていれば、何も恥ずかしがることはない!!」と満足げな小木教官、「デートくらいでうろたえるな!わかったか!!」「そいっ」「そいっ」「そいっ」「あ、そいっ」「そいっ」以上、講義終わり。「いやーすばらしい講義でした」と手を叩きながら出てくる矢作、麻生に「バイオレンスさん呼んで」と指示する。
「おぃしょあああああー!!!」と登場したのは上は赤アロハ、下は白パンツ、手には竹刀という設楽。奇声を上げながら竹刀で床をバンバン叩く設楽。目がヤバイ。二人の前に立ち「デートの前で一番大事なのは…なんだかんだ言っても度胸だよ!!ぐちぐちいってんじゃねえよ!!!」と講義スタート。講義内容は設楽が因縁をつけ、それを回避するというもの。「ぅわったか?!」と聞かれ「そいっ」と答える二人に「なめてんじゃねえよ、そいって!!返事は『っしたっ!』」と設楽。「…したっ」と返事する二人。しかし、設楽にからまれ何も返せない荒川。「お前、講義受ける気あんのかよ!」と怒り始める設楽教官。「僕、できないよ」と日村に助けを求める荒川。「まったく…しょうがねえなあ。俺がじゃあ手本見せてやっから」と日村がやることに。が、日村にからんでいく設楽。さんざんプロレス技をかけられる日村、「ギブギブ!」と叫びながら、それを見ている麻生に対し「お前、なに笑ってんだよ」とまたつっかかる。しかしまた設楽に技をかけられ、結局はボロボロに。「もういいでしょう」と矢作がとめにはいる。「お前、なかなかやるじゃねえか。いいか、デートっていうのは度胸だ。お前なかなかセンスあんな」と誉められた日村、荒川に「俺、誉められちゃったよ。それに比べてよ、お前最悪だな!お前デートなんてやめちまえよ、あのおばちゃんにしろよ!」と言う。荒川は「俺…デートなんて無理だ。もう、帰ります。お金返してください」と帰ろうとするが、サディスティックとバイオレンスに止められる。「金返せ金返せうるせえ!おし、わかった。最終講義受けさせてやるよ。その変わりこの講義は恐ろしいぞ…カモン!アマゾネス!!」とびしっと指差した先には麻生が。眼鏡を外し、立ちあがる麻生。「小木、設楽、その手を離しな!!」と麻生に言われ、そそくさと退散する二人。麻生は荒川に「お前、男だろ。やり遂げるまえに無理だなんていってんじゃねえよ!!」と言い放つ。「なんだよあのおばちゃん」という日村に「彼女は我が虎の穴の受けつけ兼…」と言い、指をパチンと鳴らす。その合図で麻生の両脇に立つ小木と設楽。麻生のワンピースを両脇から引っ張ると中からスパンコールの服が。おかっぱのズラを外す麻生。「メールフレンド虎の穴、最強の教官・アマゾネス祐未!!!」その姿を見て「…俺のモロタイプの女だよ!!」と目を見開く日村。麻生は荒川に対し「わたしを惚れさせてごらんなさい」と課題を出す。「や、やります」という荒川に「ちょっとまった!それ、俺もやっていいか!」と日村。バーカウンターがセットされ、まずは日村から挑戦することに。「美しい。あなたみたいな美しい人、生まれて初めて見ましたよ。よかったら僕と結婚してもらえませんか」と口説く日村に「あなた鏡見たことある?男として最低レベル。わたしと話せるレベルじゃない」と麻生。それを聞き「いい気になってんじゃねえよ!!!」とブチ切れる日村だったが、麻生に無言で睨まれ、何も言えなくなる。「ちきちょう、負けだ…」と負けを認める日村、「なかなか手ごわいぞ」と荒川に言う。続いて荒川、カウンターに向かうが何も言い出せない。「僕…あの…あなたの…あなたが好きと…言いますか…あの…」と荒川、まったく口説けず「だめだ!あんなきれいな女性が僕になびくなんてないよ!!」と崩れ落ちる。「俺は、俺は…だめなんだよ」と泣き声になる荒川のそばにより、慰める日村。それをじっと見つめていた麻生、日村を突き飛ばし「わたしは…こういう男に弱いの!!かわいい!!!」と。「ほほんとですか?!」と驚く荒川。「女が男にひかれるのは、かわいさ」と麻生「あなたたち二人とも、ブサイク。ブサイクピラミッドの頂点。でも、あなたはブサイクの中にかわいさがあるの」と続ける。そして日「あなたはブサイク。かわいさのかけらもない、ただのブサイク」と言われた日村は、「んだとお!!」と怒るが、また麻生にじっと睨まれ何もいえない。「ほんとに…僕なんかでいいんですか」という荒川に「そういうところもかわいい〜」とメロメロの麻生。「こ、この男、出会って30分でアマゾネスを口説いたぞ!!これは、天才だ!!」と契約書に合格判子を押し「虎の穴卒業だよ!!」と矢作。それをもらった荒川「すべてあなたのおかげです。よかったら僕と付き合ってください」と麻生に言う。「…よろこんで!」と荒川の胸に飛び込む麻生。拍手。しかし「なんだよそれ!!」と納得のいかない日村。「デートどうすんだよ!!」と叫ぶ。しかし「それ、日村行っていいよ」と言い荒川は麻生と去っていく。ノコされた日村「まじで…?嬉しいけど…俺じゃ無理じゃねえかよ…」そこへ「ちょうどよかった、超スーパーショートコースってのがあるんですよ!!5分で落とすっていう…今、いくらお持ちでしょうかね」ともちかける矢作。「今…3,000円です」という日村。「3,000円…よし、撤収!!」去っていく矢作。日村に鞭を振るう小木教官と、竹刀を振るう設楽教官。「したっ」「そいっ」と日村の声が響く…。

いやーもうですね、最初っから鬼ですわ。ハイパー。えーっと、たぶんね、わたしがこれから言うことはもうおわかりかと思うのですが…でも言う!!小木さん気持ちわるーい!!だってずるいあの格好。レイザーラモン風の黒のボンテージ、で、は、は、腹が!!おなかがぽこりと!!んで、目も黒いハチマキのようなもんで、こう目の部分だけ穴があいてる(←名前わかりません)ものをしてるんですが、そこからのぞく目がまた気持ち悪い!!で、顔の上半分隠れてると、下半分、つまり小木さんの一番気持ち悪いパーツの口がクローズアップされてまた気持ち悪い!!悪い!!で、妙にはっきりしゃべるのがまた気持ちわ…あ、もういいですか。そうですね。この気持ち悪さだけでもDVD化されたときは価値があると思う(←いいすぎ)
ちょっと落ちつけ俺。…すみません。でも小木さん以外でも矢作の胡散臭さは炸裂だし、相変わらずの滑舌の悪さは健在。日村さんは本当にかわいげのないブサイクを完璧に演じていたし、設楽さんの柄の悪いアンチャン役はやっぱりはまってるし。麻生さんにこんなこと…やらせていいのかって気はするけど、そこはさすがの演技でした。きれいだしねーやっぱりね。音も今までは音楽だけしか使ってなかった気がするんですが、効果音っていうんですか、それもおもしろく入ってたし。あーもうとにかくおもしろさハイパー。バカっぽさハイパー。第1話から飛ばしてます。おもしろかった!!
そして噂のエンディングもよかったですよー。一応、GRAPEVINEのメンバーもちょこっと出てました。っていうか、ここでも小木さんが…小木さんが…このPV、絶対フルで見たいんですけど!!
来週のゲストは山口紗弥加だって。あーもう3ヶ月間毎週楽しみがあるかと思うともうすごく嬉しいです。ハイ。