スネオヘアーTOUR 2005 フォーク“まんざらでもない”(2005/02/27 CULB CITTA'川崎)

去年の渋公でも客入れの手際の悪さを感じたのですが…今回もまた…17時オープン、18時スタートで、スタート10分前にいったのに、まだ外の地下駐車場まで並ばなきゃいけないのー??そんなもん??去年の川崎はスムーズに入れたので、人数が増えたから??
そんなわけで10分ほど遅れて始まったライブ、それでも約2時間、どっぷりスネオワールドに連れていってくれました。選曲はやはりアルバム「フォーク」中心ってことはかわりなし。でも渋公とはまた一味違った感じで楽しむことができました。
白のツアーTを着て登場したスネオ。あの、ちょっと小さい声で言わせてください…スネオを見て、初めて思いました。「ふ、ふかわに似てるかも…」*1ちょっと太ったんですかね、やはり。でも腕が細くて、白いからそうも見えないのかな。ライブが始まると痩せるのかもしれないけど。
スネオが途中で「(アルバム)「フォーク」が土台になっているというか、こう…ステージの上に立ってるんじゃなくて、フォークの上に立ってるんだよ!!」と後半はわけわからないことになっていたんですが、実際「フォーク」というアルバムは今後のスネオヘアーの土台になっていることは間違いないなあと思いました。なんていうか、どっしりとしているというか揺るぎないというか。スネオのいうとおり「土台」という言葉がぴったりで。そこに、他の曲を足していくことで非常に広がりがあるというか。でも土台がしっかりしているので全体的にまとまりがあるし、ブレもない。それは今回のMCでも感じたことでした。相変わらず毒吐いたり、エロだったり、わけわかんなかったりのスネオトークだったのですが、「自分の思うとおりに言う」という感じがしたのです。なんとなく。今まではどちらかというと客が期待していることを言おうか、とか、ここで客の声援に答えると収拾つかないかな、とかいう判断をしながらトークをしていたようなところもあったのですが、今回はそういう感じはしなかったなあ。客の声にも反応したいと思ったらそのままする、という感じで。スネオ自身が楽しんでライブをやっているというか。トークも、そしてもちろん演奏も。
…なんて、思いつくまま、生意気なことも書いてみましたが。とにかく、スネオが楽しんでいたってことを感じられた、いいライブでした。もちろん私も楽しかったしね!!
そんなスネオMC、思いつくまま箇条書き。

  • 「オゥ!」という会場からの掛け声に「オゥ!」と返したスネオ、「オウム返しかよっ!」と自分でつっこむ。
  • 物販、特製フォークの宣伝。「メンバーもみんな持っていて…あ、こんなときにフォークあってよかった〜、とか…ねえ」とごにょごにょ。でも結局「まあ、オレも買わない」と!!他にもカレンダーやらTシャツやら物販の宣伝をしたんですが、言うだけ言って、イマイチだの、買わないだの…。
  • ベースのエイキチさん、風邪を押してのライブということで。その説明を受けて、会場から「お大事に〜」というちょっと舌足らずな感じの女性の声が。それを聞いたスネオ「そっちこそお大事に〜、だよ」とまた暴言。
  • MCでしゃべりながら、「ほんと、言いたいことは歌の中にあるから、しゃべるより…」とライブの度に言っていることを。でも、「ねえ、しゃべればやらせろだの…キスさせろだの…、そんな、スネオスネオ言ってんならキスさせろ」と本日のエロトーク
  • 「スネオ最高!」という女性からの声援に会場から「そうだそうだ!」と男の声援が、絶妙のタイミングで。それに反応したスネオ「ねえ、彼女に無理やり連れて来られて…早く終われって感じでねえ。…で、終わったらそこの、ラブホに…」と本日のエロトーク2。
  • 次は大分、という話をしたときに会場から「名古屋はー?」という声。「名古屋は…ちょうど1ヶ月くらいあとかな」と答えてくれたので、続けて「千葉はー?」という声が。しかし「ない。思ったこともない」とまたまた暴言。
  • これからもがんばります。レミオロメンに追いつけ追い越せで。

…とまあ、とにかく相変わらずです、スネオトークは。
ライブ中、ギターのコード(←よくわかりませんが)を、チーフ*2がつなぎ忘れて、それで曲が始まって3フレーズ目くらいで止めたんだけど、会場は「スネオ歌詞間違えたっ」というような雰囲気に。それを察したスネオ、「ちがうっちがうっ!」と必死に否定するといったハプニングやら、アンコールの曲と曲の途中に、エイキチさんになにか耳打ちし、一旦そでにひっこむスネオ。「用を足しに…」とエイキチさんは説明していましたが…何あったのかな。エイキチさんが、ドラムの人になにやら説明してたけどそこまでは…わからなかった…。

えー、以下、セットリストを含む全体的な流れの感想です。ツアーは始まったばかりなので、セットリストに関してはご判断くださいね。

















1.コミュニ ケーション
2.ス ト ラ イ ク
3.アイボリー
mc
4.LIST
5.会話
6.夢の続きのようなもの
7.自 我 像
mc
8.over the river
9.フィル ター
10.現 在 位 置
mc
11.フ ォ ー ク
12.くだらない言葉はしゃぎすぎた場所
mc
13.ヒコウ
14.ウグイス
15.ピント
16.セイコウトウテイ

AC1.テノヒラ
AC2.The end of despair 〜エコー(イントロ)

1曲目が意表をつくもので、ちょっと驚きましたが、あとは非常にまとまった感じの選曲でした。3でがつーんと一旦もりあがり、そこから「フォーク」からの選曲が続き、MCをはさんで、今度は1stアルバムあたりの曲を続けて、その後はまた「フォーク」。13〜16曲目の盛りあがりタイムはいつもの選曲です。アンコールはスネオ曰く「前向きな歌と、ちょっと違った意味で、でも前向きな歌」という2曲。最初のちょっとした戸惑いから、がっと乗せて、フォークをきかせ、前のアルバムもきかせ、フォーク、ノリノリ、フォークという構成で、「フォーク」で初めてスネオを聴いた、という人にとっても入りこみやすい、のりやすいといった意味で親切な選曲だったのではないかと思います。前述の一旦曲を止めて、やりなおしたのは7で、ちょっと曲としてはやりなおすと雰囲気が作りにくい曲ではあったのですが、それでもやりなおす前にタイトルコールをしてなんとかやりきった感じでした。13〜の流れではかなりスネオも飛びまくり跳ねまくりで、13では客席に飛び降りてしまったのか(私のところではそこまでは見えなかったのでわからないのですが)、2番の入るところでマイクまで戻れないということも。15のイントロでは「川崎!」コールと「まんざらでもないだろっ?!」という声が入り混じり、盛りあがりは最高潮に。ぴょんぴょん飛び跳ねるスネオはやはりかわいいのでした。とりあえず、あと2回、観られることに感謝。楽しみです!


*1:キーワードでは「ふかわりょうではない」って最初に書いてあるんだけど、最近はあまり似てないなって思っていたので。「over the river」のPV知らない人には意味わからないんじゃ?と思っていたのですが…うーん、それも、ありか。

*2:いつもスネオのギターを持ってでてくる人のことです。