30minutes(2004/11/26 25:15-25:45)

そんな感じで30minutesなだれこんだら、うわー大変!何が大変って以下ネタばれ&感想なんですが、とにかく、開始0秒の小木さんの上半身裸の流し目セクシーポスターに撃沈。さらにきたっ!矢作色眼鏡胡散臭さ大爆発セクシーアドバイザーにとどめをさされる。ぐふっ。落ち着け、落ち着けって…落ち着けるかー!!*1
今回のタイトルコールは、ユンソナ。第9話は伊藤裕子を迎えての「セクシーアドバイス」舞台となるのは、本番30分前の稽古場。

「戦場のロミオとジュリエット」というポスター。ロミオ役のシャンソン歌手の小木とジュリエット役の伊藤が稽古をしている。演出家の日村が一生懸命稽古をつけるものの、どうにもさえないロミオ小木。伊藤は「うわべだけの演技じゃ愛してますって言えない」といって途中でやめてしまう。門番役の荒川もへたれロミオに稽古をつけようとするが、小木の演技はいっこうによくならない。「ロミオを愛せない以上、今日の舞台はでませんから」という伊藤に日村は大慌て。そこへプロデューサーの設楽がやってくる。「設楽さん!」と泣きつく日村に「応援を呼んだから」と設楽。入ってきたのはセクシーアドバイザーの矢作。首をかしげる日村に「日本では聞きなれない言葉かもしれませんがね、どんな舞台でも責任持ってセクシーにしてみせますから」と矢作。普段はブロードウェイやらハリウッドで仕事をしているらしい。早速小木を矢作に見せる設楽。矢作は小木のいろんなところを触りながら「オウ!グー!」「ビックショルダー!」「ヒップアップ!」後ろから抱きしめ「グットボディよ!」どんどんエスカレートしていき後ろから股間に手を回し「30グラム?40グラム?…ご、50グラム??グーッ!欲しいよオギー!!」とりあえず、素材は悪くないらしい。とりあえず、矢作のアドバイスでセクシーにしてもらうことに。
その様子を見ていた伊藤、あまりの胡散臭さに設楽を連れて外へ出て行く。「なんなのよ、あの男…統だって、思ってるでしょ。こんなんじゃ芝居成立しないって!」どうやらこの二人、できているらしい。伊藤は気乗りしないものの、設楽に説得され、仕方なく戻って、稽古再開。時間のない中、小木にセクシーアドバイスをしていく矢作。問題点は3つある、といい「一つ目、誰もがキスしたくなるセクシーな唇を目指しましょう!」とリップクリームをとりだし、小木の唇に塗る。「オッケー!セクシーポインツ!!」さらに二つ目は肌の露出が少ない、といい小木の上着のボタンをすべて外し、素肌が見えるようにし、最後三つ目は「女性ってのは男性が車でバックする時の姿勢にセクシーさを感じるんだよ!」とバックしながらセリフを言うように指示しやってみるものの、「ストップ!セクシーストップ!」と止め実際バックしながらいかないとダメだと、「セクシーチェアいこう!」。キャスターつきの椅子をもってきて、小木はそれに座り、後ろにさがりながらセリフをいう*2。さらにハンドルがなく、手持ち無沙汰だという小木に、荒川の持っていた剣を持たせる。「はいっ!セクシーもらいました!」と満足げな矢作。しかし荒川がこの後、剣で小木に襲いかかるシーンがあるため「剣は彼がもってなきゃだめだ!」と日村が怒る。「そうなのお?それじゃあセクシーが足りなくなっちゃうよ」と矢作。しかし、台本では荒川が小木に襲いかかったあとに、小木が剣を奪い取る、となっているので「じゃあ、最初っから持っていていいよ。セクシーテンポアップだよ!」と矢作。日村は「リップと胸はだけるのはまだいいけど、剣とバックは許さない!」と矢作に詰め寄る。そんな中、設楽はスポンサーに挨拶しにいくために「決定権は矢作さんにゆだねる」といって出ていく。
さらに矢作のアドバイスは伊藤にも及ぶ。頭にタオル、蒸気したメイク。コンセプトは湯上り美人、という矢作にキレた伊藤、出ていこうとする。しかし、「ほてってるねー。たまんないな」と荒川が伊藤にまとわりつき携帯の写メールで撮り始める。さらに、小木ももっとセクシーにするべく「ワイルドセクシーですよ」といって、小木の顔にあちこちバンドエイドを貼る。コンセプトは会社帰りにこっそりボクシングジムに通うサラリーマン。その顔をみて、なぜかうっとりする伊藤。「そうだな、グローブの代わりにこれしときましょうか」と、軍手を渡す矢作。「軍手?!ほんとですか?!」と目を輝かせる伊藤。そして「私、ロミオを愛せそうです」と。しかし、ここで日村だけはわからず「俺はみとめないぞ!と叫ぶ。ここで急にうずくまる荒川。どうやら小道具のりんごをさっき食べたのが原因らしい。苦しそうにうなる荒川。「ばかかお前は!」と怒鳴る日村だったが、荒川のうなり声になぜか勃起してしまう。荒川のうなり声と一緒にあえぐ日村。それに気づいた矢作はいう。「日村さん!自分自身のセクシーポイントを開放しましょうよ!」こうして、セクシーポイント満載の舞台が幕をあける…。

最後はそれぞれのセクシーポイントをすべて盛りこんで舞台が展開され、矢作と日村が絶賛する中、戻ってきてそれを見ていた設楽だけがぽかーん。さらに、「小木さんって、セクシーですよね。さっき『愛してます』っていったの、セリフなんかじゃありませんから」と伊藤がいい、小木に駆け寄っていって、めでたしめでたし、と。
今回はもう、おぎやはぎの二人につきます。とにかく、小木さんの演技が気持ち悪いことこの上ない。なんで小木さん、台詞言うとき、あんなに気持ちの悪い言い方するんだろ?そしてシャンソン歌手っていうのもわけがわからない。さらに別枠インタビューシーンで、シャンソンを始めたきっかけを聞かれ「幼稚園の時に、テレビから、シャンソンが流れてきて。オチンチンがおったっちゃって」なんて答えるわ、歌い始めるわ、変に矢作に従順なのもまた気持ちが悪いんだわー。
そして、矢作。でた色眼鏡!!ワイン色のスリーピース、ゲイ風味のセクシーアドバイザー。うわー胡散臭い!小木さんを触るシーンでは、もう、たいっへんですから!しかもなにをするにも頭に「セクシー」をつけ、アドバイスするときもセットの山台の上から「ワオ!」やら「ガオ!」やら叫んで飛び降りるというまったくわけのわからない動きを!いやーほんっっとおかしかった!今回の脚本はブルースカイだったんですが、ストーリーの面白さ+気持ち悪さ、両者大満足の回でした。


*1:矢作ばりに声張ってください。

*2:さがる時に矢作は「オーライっ!オーライっ!!」と叫んでいました。そして私の中には『錆鉄ニュータウン』の『オーライ』までフラッシュバック。もうどうにでもしてください…ぐふっ。