epoch conte square 宇田川フリーコースターズ

epoch conte square 宇田川フリーコースターズ [DVD]

epoch conte square 宇田川フリーコースターズ [DVD]

宇田川フリーコースターズ、最強ですわ!いやあ、おもしろかった!以下、感想ですが若干ネタばれもあるのでこれから見ようってひとは…ね。

  1. 春人来たりて
  2. 2人の会話
  3. TAXI
  4. 借り物競走
  5. 鼻曲がり
  6. 遠慮ショー
  7. 心理の森
  8. おとり
  9. 春人去りて

2階建てで、右、左、真ん中にはけ口があるセット。そこで繰り広げられるコント(1、2、4、6、9)と、コントというよりは短い劇のようなもの(3、5、7)と。8 心理の森は楽屋トークのような…どちらとも言えないかなあ。4人のそれぞれのよさがうまいこと出てて、どれも笑えました。この4人はそれぞれ役割ができていて*1それが生かされているというか、それぞれがいるからこそこういう脚本ができているんだろうなと思う。つまり他の人がやっても面白みに欠けるだろうなってことです。でも4人をよく知らなくても楽しめるとは思います。これを見れば4人の役割はすうっと入ってくる気がするので。劇のほうは、細かいところで笑わせるというepoch風味満載。「鼻曲がり」の設楽さんのバカっぷりと、矢作のずる賢さ、小木さんの気持ち悪さはさすがです。「TAXI」の日村さんの顔芸はすごいし、「おとり」の小木&日村のバカで気持ち悪いけどかわいらしいコンビも微笑ましい。コントの方は矢作がずるいくらいかわいらしさを出していて、「うそつけー!」と声を張るだけで笑いをかっさらう「2人の会話」とか、「パッパドゥー♪パッパドュビドュビ♪」と言いながら踊る「遠慮ショー」はもう、うひーって感じです。
日村さんが「僕のミスで不完全なものがDVDになっちゃって心残りだな…」と言っていた*2「鼻曲がり」は、ほんとに途中ぐだぐだ。名前は間違えるは、セリフは間違えるはで大変なことになっていて、見ているほうはおもしろいんだけど、やってるほうは嫌だろうなー。矢作はしょっちゅう噛んでるし。舞台の上での設楽さんは一番落ち着いていて修正もうまいなあって思いました。
あと、タイトルでもわかるのですが、最初と最後がつながっているっていうのが私はすごく好きなんです。オープニングは「春がきたぞー!」と叫びながら小木さんがあとの3人にトレンチコートを配っておいて、「春は変なヤツがいっぱいだぞー!」というもの。それをうけたエンディングでは4人ともトレンチコートを着ていて、そこで「若い女がきたぞ〜!」と叫ぶ小木さん。全員で客席に背を向け「花開け〜!」でズボンを落とし、コート前をご開帳というオチ。こんな変態チックなオチで終わっちゃうのもどうかって話なんですが。
いや、しかし生で見たかったなあ、これ。実際のステージもこの順番だったんでしょうか?ああ、また4人でやってくれないかなあ。


*1:「ずるい ばか 気持ちが悪い ブサイク」 いや、もちろんみんな好きなんですよ?

*2:一緒にもらってきたTSUTAYAのフリーペーパーにて。矢作も「日村さんをフォローしたのに、観客に自分のミスだと思われたとこが納得いかない」って言ってたけど、ミスっていうより、いつもの噛みですよね。ところで、それでは「特典に完璧なものが付く」って言ってるんですけど、それって何ー?