30minutes(2004/10/15 25:00-25:30)

今回のタイトルコールは、小倉優子
第三話 バカたちの誘拐

誘拐犯のアジトで監禁されている会社社長・設楽。そこではきのこ(日村)クッパ(荒川)ルイージ(小木)が、マリオ(矢作)とピーチ(真鍋かをり)が身代金を受け取り、戻ってくるのを待っている。なかなか来ない二人にいらだつ日村。人質そっちのけでゲームボーイスーパーマリオに興じる荒川と小木。せっかくスーパーマリオから名前をつけていたのに本名をばんばん言ってしまったり、人質の目隠しがずれていたのにずっと気がつかなかったり、設楽が歌う鼻歌の曲名を知りたくて口のガムテープ外したりして「あんたら、素人だろ」と設楽に指摘されてしまう。「俺ね、誘拐6回目だからね」「ねえ、約束の時間過ぎてるんでしょ?もしかしたら裏切られてるんじゃないの?」と煽られ、徐々に不安になる誘拐犯たち。かをりを好きな日村は「かをりはそんなことしねえよ!」と全力で否定。矢作を好きな小木も「矢作が裏切るわけねえだろ!」確認するために電話をするが、ちょうど矢作はかをりを口説いている真っ最中で、電話が途中で切れてしまう。不安をつのらせる二人。「あーあ、裏切られたの決定だね。どうすんの?このまま逃げる?…でも、このままじゃ悔しいよね?…仕返ししようよ!」
慌てて戻ってきた矢作とかをり。そこには仲間3人の姿はなく、倒れている設楽だけ。「あいつらどこいったんだよー!どうなってるんだよ!!」慌てふためく矢作。そのとき急に起き上がった設楽、かをりにナイフをつきつけて言う。「裏切るつもりだったんでしょ?」「そうなのか?矢作…裏切るつもりだったのか?!」仲間同士で銃をつきつけあい、仲間割れがはじまる…。

いやー今回もおもしろかったです。オチはちょっと途中から見えた感がありましたが…でもそこまでのばかっぷりがスバラシイ!実はストーリーとしては日村&設楽の二人だけで成立するだろーと思うのですが…脇でこちゃこちゃっとやっているのが面白い。
そしてとにかく、設楽さんの演技がうまい!先週はチンピラ風味のバス運転手という役だったのに、今週はIT企業の若き社長。人の心理をついて、人を動かしていくっていうところがたまらない。最後、真鍋かをりにナイフをつきつけながら言うセリフはほんとにいやらしい!「やめて!」というかをりに「ほんとのこと言わないと、やめなーい」たまりません!!すげーわ、ほんとに。
で、今回は前半ずっと車を運転しながら真鍋かをり口説きつづける矢作もかわいかったんですが…それより特記すべきは小木さんでしょう。設定としては矢作とは幼馴染ってことらしいんだけど、その説明シーン、二人してにやにやしながら「昔からいつも一緒で。めちゃくちゃ、大好きなんです」なんて!そこは素?素ですか??矢作はずっとにやにやしてるし、小木さんはずっと矢作見つめてるし。なんだーこのシーン。さらに矢作が車の中でかをりを口説いていた事実がわかり「信じてたのに…許せねえ!俺、お前のことが大好きだったのに!!」と矢作に向かっていき、矢作は思わず銃で撃っちゃうんですが、向かっていって何したかったんだ?!*1今回、誘拐犯たちは黒スーツを着ているんですが、小木さんはどうしてこんなにスーツがしっくりきてしまうんでしょう。なんでしょう??
来週はゲストなしでがっつりやるそうです。しかも、小木さんメイン、か?実は過去2回、30minutesを見て「なんか物足りない…」と思っていたのですが、そう、小木さんの気持ち悪さが発揮されていないのです!なんだろうなー小木さん、怪我しちゃったからちょっと気持ち悪いフェロモンがでてないのかしら…と心配していたのですが、今回はじわじわ〜ときていたので、次回どうなるか!?


*1:セリフでは「好き」ではなく、必ず「大好き」と言っていた小木さん。好きじゃ足りないのか…そうか…って、そうか?