バカ爆走!(2004/10/06 18:30- 新宿Fu-)続編

昨日はおぎやはぎ中心だったので、今日はそれ以外のことを。
全部で17組出てて、おぎやはぎ東京03以外は初めてみたのですが、その中でのベスト3がドリンク、エレファントジョンキングオブコメディ

ドリンク*1。漫才。
漫才って客をどう入りこませるかってとこがまず大事なんですが、これが上手かった。だってボケのほうが、防災頭巾かぶってるんだもん。しかも妙に似合ってるし。ネタはもし災害が起きたら…というものでした。こう、勢いだけじゃなくて、繰り返しネタで笑わせたり、ツッコミの言葉がなかなか上手かったり、というところがよかったです。ボケは憎めない感じでかわいいし、ツッコミは薄い顔立ちなんですが、よかったです。他のネタも見てみたいなー。

エレファントジョン*2。コント。
教習所のコント。ボケが教官で、おかまなんだけど、このおかまが「いかにもおかまでっす!」って感じでベタなのがおもしろかった。「心のブレーキを踏んだわ!」オチが「だめだこりゃ」はちょっと惜しかったですけどね。
中MCも上手かったです。がっつり系で声もでかくて前に出ていく感じなのかなー。

キングオブコメディ。コント。
この二人はまあ、テレビレギュラーもあるくらいなんで…。ネタは「笑ってよいとも!」収録前のADさんと客の一人。拍手も、「そうですね」も「え〜!」も一人だけ、上手くできない客。似てないモノマネで返してADが「モノマネいらないから!」と言うと 客「栗貫でも?」 AD「栗貫でも」がツボIN!でもな〜オチがな〜「あ、よいともじゃなくていいともだ!」っていうのはな…。でもテンポもよく、おもしろかったです。

舞台の上っていうのは、いかにして客の空気を読み、いかにして舞台の上の人たちの空気の中にいれるかっていうのがまず勝負になると思うのですが、コントっていうのは「はい、この設定ですよ〜」っていうのが最初見てわかるので、その分入りやすいのかもなって思いました。逆に漫才は「言葉」でそこにもっていかなきゃいけないわけで。テレビに出ているような人たちで、キャラクターができている人は出てきただけでみんな入ってきてくれるけど、まだまだという人は、大変なんだろうなあ。なんて、思いました。

しかし、みんな声でかすぎないかい?芸人というより役者みたいでしたが?
役者、といえばトリを飾った東京03は、もうコントというより芝居のようでした。みんな声いいし。ネタは焼肉屋。一人だけ競馬で大勝した豊本の財布を飯塚がいたずらのつもりで隠すが、角田は本気で盗もうとするというもの。角田の演技はすごいですね…こう、「もし盗んだのばれたら、「どっきりでした〜」ってごまかそうっと」と思って盗んだというのが大変よく伝わってきて、うまいなーと思いました。

こう、見てくると人力舎の中でもおぎやはぎっていうのはちょっと異色なんだろうな…と思います。だって声小さすぎ。今ではキャラができあがっているおぎやはぎですが、まだバカ爆にレギュラーで出ていたときは、どうだったんだろうな〜。
あ、WOWOWでの「keepkeep」放送と、DVDの告知していました。DVDのほうは、「コントいくつかと、東京ヌード3本入ります」…ってことは「JACK POT」全部入るわけじゃないのか?そして…東京ヌード3本ってことは、「パッション舞踏書き」また見られるんだ!やたー!!

*1:ボケが西本、ツッコミが宮地。二人とも81年生まれってことは…若いな〜!!

*2:ボケが森枝、ツッコミが加藤。なぜか人力舎のHPにはプロフィールなかったんですが…なんで?