銭金特別編 ビンボーさんのための最強ガイド銀太郎たちのリードサイド(2005/09/17 24:30-25:30 テレビ朝日)

本編の銭金ではもう銭銀のコーナーやらなくなっちゃったよねえ…で、今回は銭銀スペシャル。銭銀サポーターであるペナルティ、レギュラー、おぎやはぎがそれぞれビンボーさんのためになる情報をお届けするという企画。おぎやはぎは3番目に登場…ってスタジオには登場せず!!どーしても都合がつかなかったとのことですが…あ、ありか?こういうの??
で、ビンボーさんのために東京23区内の涌き水スポットを紹介するという企画担当のおぎやはぎ。銭銀コスチュームに身をつつみ、道端で2人並んでしゃがみ、ペットボトルで水を飲みながら「うめぇな、やっぱな」「なー」「水はうめぇな」「やっぱ水でしょう」と最初からゆるーく、気合をまったく感じません…。
タダで水が飲める、ってことでとりあえず1つ目の涌き水スポットへ。まずは中野区の新井薬師。さっそく水を汲んでいる人たちを発見。しかし、行ってみると手動ポンプは故障中。横から蛇口で出るようになっているとのこと。「雰囲気ないですねえ」と矢作。とりあえず飲んでみることに。「飲めるんですか?これ」と水を汲みにきていたおじさんに聞くと「飲んでみろよ。うめぇからよ」となぜか怒られてしまう。じゃあ飲んでみるか、とそこへ次々に人がやってきて先に水を汲まれてしまう。「順番待ちしてたのにい〜」と小木。すると汲んでいたおばさんに「あら、じゃあ…」と言われ「ああ、いいですいいです」と遠慮する2人。そのおばさん、「お水、ここのおいしいの。ウチの息子がね、ラーメン店やってるの。「さいか」っていうの、「さいかラーメン」来てね」と宣伝しながら水を汲んでいるところへ「あのね、おかあさん」と矢作、「ラーメンの前に早く飲みたいんですよ」と。「すごいラーメンの話聞きたいんですけど、「さいかラーメン」は完全にインプットされて…」と言う矢作に「それで、それでね」とまったく聞いてないおばさん…。
で、そこをなんとか飲ませてもらった2人。矢作は一口飲んで「…やわらかい」「すっごいまろやかだ」と。小木も飲んでみて「ホントだ」。と、ここで市販のミネラルウォーターに例えろと言われた矢作は「…ハイハイ、ほんとに俺は水は大好きで、必ず買ってるけど、間違いなくエビアンです」ときっぱり言いきり「まったく同じ味っていっても過言じゃないね」と。小木も「硬いもんね。硬い硬い」と。しかし正解を出されて矢作「…正解はボルヴィック。…軟水って書いてある」と大笑い*1
続いて2つ目の涌き水スポット、品川区の氷川神社へ。ここの涌き水、滝です!!「これ?これ?これすげぇよ、想像と全然違う!」と矢作。「かっこいい」とは小木…かっこいい?コップを持って水を汲みにいく小木、落ちてくる水にコップを差し出すも、あまりの勢いにコップ落下。「重っ!!重い!!」と引き返してくる小木。「重いわ〜この水は」重いって…??今度は矢作が汲みにいき、よろめきながらもなんとかコップに水を汲む。ちょっと得意げな顔です。なんとかお互い飲める量を確保したものの「これ、ホントに飲めるの?」と矢作。スタッフが皆、首をかしげる様子を見て「これ聞いたほうがいいぞ」と境内で作業中のおばさんに聞いてみる矢作。すると沸かして飲むとのこと。「じゃあ、沸かしてもらっていいですか?」と聞く矢作。しかし「沸かせないもん。そんなの(沸かす道具)持ってないもん」と言われ「じゃ、どうすりゃいいんですか俺たち!」と口をとがらせキレる矢作。「知らないわよ。来たから悪いんですよ」とこちらもキレるおばさん。「…来たの悪いって、俺だって連れて来られてんですよ!」って…そりゃ仕事だからね…。結局カセットコンロと鍋を買って、道端で沸かす2人。そして鍋ごともう一度滝で冷やして飲んでみます。ちょっと恐る恐るという感じで口にする2人。「…今回こそこれ、エビアンじゃない?!」と矢作。小木も「ここまで硬いとエビアンぐらいしか…」と。さっきのより全然硬いだのどうだの言っていましたが、こっちももちろん軟水です。
そして3つ目は世田谷区。「ほぼ情報がないくらいの穴場らしいよ」と歩いていると、道の脇に川を発見。しかし水は全然流れてない様子。「流れてない水って危険だって聞いたことあるよ」と小木。誰から聞いたそんなこと。川に沿って進むと、そこには「大蔵三丁目公園」というボロボロの看板が。奥に入っていくと、涌き水が!「おお、すごくきれいじゃん!」「おいしそうじゃない?」「これ飲める」と汲んでみるが、「これ…穴場中の穴場だろ?」と矢作、「さっきみたいに聞く人いねぇんだよ…今日の傾向として、いくらおいしそうでも聞かないで飲むのは危険なんだよ」と。そんなわけでスタッフが電話で確認すると、大丈夫とのこと。それを聞いた矢作「遅せえよ!」。小木も「来る前に調べりゃいいじゃん!」…まったくその通り!で、飲んでみる2人。まず小木が飲み「あ、うまい。全然違う今までと」それを聞いて矢作も飲み「んまい!」「ぅうえ?」とと丸い目をくりくりさせて言う。そして「市販されてるミネラルウォーターに例えると…(飲む)…ま、一番近いのはエビアンかな」(←自信満々)小木も「確かに硬いんだよね」って…さっきからそればっかだな。で、もちろん軟水です。ハイ。
最後はちょっと日も暮れてきて薄暗い中、4つ目。「俺、やっぱここのスタッフにビックリしてるよ」と言う矢作。東京23区涌き水スポット、と書かれたフリップを出してきて「最初にさ、東京23区って言ったにもかかわらず、つれてこられたのが国分寺市」23区を飛び出しちゃったのね。でも日本の名水100選に選ばれた涌き水ってことで。道の脇の沢の水が透明できれいなのを見ながら「これ、ビンボーさんにはもったいないんじゃない?」と言い出す矢作。小木も同意し「あんま教えたくないなあ」。「ここまでのものを紹介する必要はねえと思うよ」とサポーターにあるまじき発言連発。そして進んでいくと、涌き水が。もう、水が涌き出ているんですが、先ほどからのとは勢いが違い、なんていうんですか…涌いているところから、階段状に水が涌き出ている…という感じ。「すげえぞ小木!正真証明の名水だぞ!!」と声をあげる矢作。「もう喉渇いたよ!いくぞ!」と川の中の石の上に立ち、そこから這いつくばるようにして水の中へ!!「小木よ、飲み尽くせ!!」と矢作。「うまい!うまい!」と口をつけ、飲む小木。「ええーい、いけっ!」と矢作自らも道端から顔を突っ込み飲み始める。「ああーうめえ!」と顔をあげて矢作、「こんなもん、ビンボーさんに飲まれてたまるか!!」と。小木も「なかなか減らねえな」…なにやってんだこの人たち。服もびしょびしょだよ…。
とにかく片っ端から「硬い硬い」「エビアンだ」と言い続ける2人が非常におかしかったです。最後、一応「若手」らしく体を張っていた…といっていいのよね。涌き水に果敢に顔を突っ込む2人に笑いました。本編ではなかなかお目にかかれない銭銀ですが、たまには出てほしいなあ。

*1:日本の水は軟水ですからね。ちなみにエビアンは中硬水ってやつですね。私はエビアン派。矢作も?←だったらちょっと嬉しい