今週のソトオト。
上げていくぜい、ということでこういうチョイスをしてみました。
- アーティスト: スネオヘアー
- 出版社/メーカー: エピックレコードジャパン
- 発売日: 2003/07/24
- メディア: CD
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いや、でもライブで盛りあがるところの『ピント』『ウグイス』『セイコウトウテイ』をCDで聴くと、ライブよりもポップ感が強く、晴れた日にも合うのですよこれが。特に今の時期は『ウグイス』です。スネオ愛車であるところのYAMAHAのSRエンジン音から始まるこの曲。サビは
風を染めてく
目の前の情熱がほら
騒ぎ出すような気配
遠いな 両手に掴みたいもの ほら
きっと心の中に溢れてる
という感じで春らしいというか、明るくて光がキラキラ当たっている感じ。新生活のイメージもするなあ。新学期とか新年度とか向かえた方がちょうど始まる前までって…こんなイメージ。はじまっちゃうと毎日お疲れでそうでもないと思うけど。
そう考えるとスネオって前からこういう爽やかな感じの曲をつくってたのかなーとも思うのですが、『ウグイス』の出だしはそうでもなくて、
あいにくも僕たちは
低速の毎日で
色を忘れた世界には
この「低速」ってところがなんとも。このアルバムの中の曲は「いつもはゆるくてだるくてなんだかなーって日々でも春には気分がなんとなくふわっとするし、やんなきゃいけないなーって時はそういう気合も入れるし、世間を見渡せばまあ大変だし厳しいしちょっとがんばんなきゃいけないって気にもなるよなー。だって俺にもやりたいことがないわけじゃあ、ないんだもんな。がっつりやる気入りましたーって時もあるしさあ、実際。」ということを歌っているものが多い気がする。そして、日々ゆるゆると生活している私にとってはこの感覚がたまらないんだろうなあ。過去を振り返ることと、ゆるい現状と、そしてぼんやりと未来。
3枚目の『フォーク』はまたこの辺とはちょっと違った感じですけどね。特にシングルは「前向き」がキーワードになっているし。でもアルバムの曲は過去も現在も未来もはっきりとしてきていて、それが安定感というか地にしっかり足をつけて立っている雰囲気を出しているような気がします。
今日はTR2、ちゃんと録れますようにー。