山口百恵トリビュートThank You For・・・part2

アマゾンで画像が出て詳細も発表になったので。
スネオの2005ツアー、AX2日目*1で演奏された『ちっぽけな感傷』ですが、かなりカッコイイです。もとの、百恵バージョンはTR2初回でオンエアされていたのですが、原曲よりもよりロックテイストで、力強い感じなんですが、歌詞が女っぽいので、微妙なアンバランス感が出て、さらにスネオの歌い方が色っぽくも聞こえる…のです。歌詞の出だしは

もちろん出来ない ことだけど 
あなたを嫌いに なりたいの

と始まります。うわー。で、

なぜ愛されちゃ いけないの
胸の奥も指の先も 感じてるのに

という歌詞もそうなんですが、この部分の歌い方が!スネオ自身の曲ではあまり見られない色気が。
先程、ロックテイスト、なんて言ってしまいましたが、ロックってのがなんだって言われると私としても「うむー」とうなってしまうのですが…。スネオとロック、といういうと語呂合せがいいような気もするし「ロックなめんなよ!!」と口を開けば言っていた感じもあるのですが実際スネオの曲、特に2ndアルバムなどではあまりロックロックした感じはないような気がするんですよ*2。『月刊 風とロック*3でも「ロック」をテーマにスネオはこう言っています。

でも、スネオが自分でやってる音楽が、ロックかって言ったら、クエスチョンだな、「お前なんかロックじゃないだろー!」って偉い人に言われた事あるもんな。「はぁ…」頭ポリポリみたいな感じでね、そん時は、そん時も何にも言わなかったけど、音楽がどうの、曲がどうの、そういう事じゃねーんだよ!おい、爺!創設したか何だか知らねーけど、生き方だろ、ロックってそういうもんだろ、能書きじゃねーだろ!壁食ってきたんだよ、漆喰のな!落ちてるお金なんて、一円でも絶対逃さなかったんだよ、「フゥーッ!」「やったー!」とか言ってたんだよ、ロックなめんなよ!

後半、わけわかんなくなっていてサイコウです。いや、そうじゃなくてとりあえずスネオにとってのロックは生き方、らしい。結論部分では「ロックとは、自分のままに、真っ直ぐに生きる事だ!」とも言っているので。な、なるほーどねー。
『ちっぽけな感傷』は近々TR2でもオンエアするそうですが、またライブとCDでは違った印象になるのかな。でも、『ワルツ』の爽やかなスネオとはまた一味違ったスネオであるとは言えると思います。まートリビュート買うかはまだ迷ってるんだけど、ねー。


*1:ライブ全体についてはhttp://d.hatena.ne.jp/wabi-nago/20050401でもこの日はスネオが最後までやりきったことばかりに気持ちがいっていて、曲自体のことはほとんどないです…。

*2:ライブとアルバムはまた別ってことで。ライブで聞くとまた印象は違うんですが。

*3:タワレコ、まだ配布してるかなー。http://www.kazetorock.co.jp