epoch conte square second(2005/02/13 18:00 恵比寿Garden Hall)

そんなわけで、行ってきました、宇田川フリーコースターズコントライブです。えーっと、感想としては、結構賛否両論状態のようですが、私の中でもそんな感じ…でしょうか。でも私としては4人で何かしているのを生で見られるっていうだけでも嬉しかったりするんでちょっと公平な判断はつきかねるなあ。まあ、別に私が公平な判断をする必要はないんだろーけど。宇田川は、ぐだぐだであるべきで、その通りぐだぐだ感を楽しんだってところでしょうか。
会場の恵比寿Garden Hallはこう、前からがーっと12列くらいはそのまま平面に椅子、という感じだったので、私はほぼセンター位置の席だったのですが、真正面に立つと全然見えなかった…うう。ロビーにはいろんな方から花がきておりました。あとスピードワゴンの二人が観に来ていました。会場出たときに「おざーさんいるよ、スピワの」という声が聞こえて振り向いたものの、小沢さんの姿は見えなかったのですが…誘導され、それを追うかのように歩いていった井戸田さんとすれ違いました。井戸田さん、かっこよかったー。

えー、以下、ライブ内容についてちょこっと…ですが、どうやらこれBS日テレでの放送は決定している模様。DVDもたぶん出ると思うのでそれまでネタは見たくない〜という場合は各自ご判断くださいね。













セットは、手前の左右に階段、奥に向かって3段ほど山台、奥のほうにも左右に階段があり、その段の上に人が立てるようになっている…うーん、うまく説明できませんが。前回のセットよりをもうちょっと複雑にした感じ。で、両脇の上の方から「UFC」と書かれた垂れ幕のようなものがかかり、客入れのときは、夕方、陽が落ちたあとのような深い紺色のグラデーションのスクリーンに浮かびあがるepoch conte square secondの白い文字。おお、なんだかおされーと思いながら、15分押しでスタートしました。コントは計7本。すべて間には映像モノが入りました。この映像モノがレベル高い!さすがニイルセン!!オープニングやエンディングの映像かっこよかったし。音楽もよかったです。エンディング見ていたら、音楽担当は豊本明長って出てました。そうかー。すっかり音楽担当なの?以下、簡単に内容を。題名は私が勝手につけたものです。

  • ぴったり人

自分とぴったりしている人を探しているという設楽。そこへ3人が名乗りをあげる。「ぴったりだという証拠を見せてくれ」という設楽に、いかに自分がぴったりであるかをそれぞれ説明するのだが…。

  • オープニング映像
  • ごまかしまSHOW

…はい、遠慮ショー改めごまかしまショー。ごまかし上手は出世する、ワオ!!

  • ハナクソ(映像)
  • 竹刀マシーン

ゲームセンターへ来た矢作と日村。二人が見つけた剣道着を見に纏い、竹刀を持つロボット(設楽)、それは「竹刀マシーン」。お金を入れ、ボタンを押し、脇腹めがけてくる竹刀を後ろに反って避けるというゲーム。挑戦するものの、避けきれず、のたうち回り苦しむ二人。そこへ…アスリート風の「エビ反り恵比寿」という異名をもつ小木が現れ、挑戦するのだが…。

  • うっかりミス(映像)
  • 仇討ちイーグル

牛乳屋の息子イーグル(設楽)は、父親をブラックジュースという組織の小木と矢作に殺され、自らも殺されかけたが、命からがら村から逃げ出す。10年後、村に戻ってみると、そこでは甘いジュースに慣れきって、牛乳を飲まなくなってしまった村人に、高額でジュースを売りつけるブラックジュースの二人の姿が。牧場主だったボンレスおじさん(日村)もすっかりうらぶれた姿に。それを見たイーグルは復讐を誓う。殺された父と、牛乳のために。

  • 1週間大喜利〜小木VS日村−前編(映像)
  • レッドベレーと日村教官

30歳以下の男子は徴兵されることになった未来。日村教官の下には、軍隊だというのに、ラフな格好の設楽と矢作、そして何故か小木は白のスーツ姿。いかにもやる気のなさそうな3人だったのだが、訓練の末、最強軍団レッドベレーとして、戦争では大活躍をみせる。しかし…戦争が終わった後、3人は戦犯として、警察から追われることに…。3人が追い詰められたビルの屋上で、投降するよう説得に現れたのは、日村教官だった…。

  • 1週間大喜利〜小木VS日村−後編(映像)
  • 4人の部屋 その後〜日村の結婚式

epoch TV squareの続編。日村と立花ちゃんの結婚式。いつのまにかウエディングプランナーとなった矢作の演出で、披露宴が行われることになり、本番前に練習をする日村。それを見守る設楽。ところが、新婦を奪おうとする役をやるはずの小木が、本当に奪ってやる、立花ちゃんとの結婚はやっぱり認められない!と言い出す。そんな中、置き手紙を残して新婦の立花ちゃんが消えた…。

  • エンディング映像
  • バットマシーン

再びゲームセンターに来た矢作と日村。そこで二人が見つけたのは野球のユニフォームを着て、バットを持つロボット(設楽)、それは「バットマシーン」。お金を入れ、ボタンを押し、ケツバットの姿勢で、尻めがけてくるバットを股の間から中華鍋で防ぐというゲーム。「バットが見えねえ!」という絶対的不利な状況の中、挑戦する二人。そしてそこへアスリート風の人影が…。

最初のぴったり人は、前回のconte squareの「春人来たりて」の流れと近いって思ったけど、4人の服のせいもあるかな。上は薄いピンクのヘンリーネックTシャツに、下は薄いグレーのパンツでした。いかにぴったりであるかを説明する3人がおかしかったです。ごまかしまショーは全然ごまかしきれてないしね。どの状況も。矢作は前回の遠慮ショーほどはじけてなかったんですが…疲れてたのか?でも最後、「ごまごま〜」と歌い、歌い終わって会場からの拍手をうけ「みんな、ごまかされんなよ!」にやられましたよ私は…。うう、矢作に弱い私。所詮矢作びいき。すみません。ワオ!
そして、4人の部屋。これは…私はTVsquareが一番好きですから、あの4人を生で観られたってことだけで正直もうたまんないんですが…内容はもうひとひねり欲しいところ。一応、TVsquareを知らない人にもわかるようにはなってはいたんですが、たぶん面白さは半減…ではないか、と。オチも途中で見えていたし。ある意味この続編っていうのは「伝家の宝刀」的なものだと思うのですが、それならばもうちょっと、面白くできたんじゃないかなあという思いが。いや、でもね、最初黒のつなぎ姿の設楽と、黒のスーツに色眼鏡(!)の矢作が座って話してるところ見て「んん…?」と思って、さらに矢作がアンティーク家具の店長を経て、探偵を経て、今はウエディングプランナーなんだという胡散臭い話をして「こ、これは…?」と思っていたところへ、黄色のジャケットの袖をまげ、皮のパンツ姿の小木と、白タキシードの日村が出てきたときには「うわわわわ!!」ですよ?あの、4人に会えるなんて!!そして決定的な、新婦の名前「立花ちゃん」が出たときは会場の一部からは歓声が。だからね、本当に嬉しかった反面、もうこれは贅沢だとは思うけど期待以上のものを期待してしまったというか。
竹刀マシーン&バットマシーンのときは、マシーン役の設楽の真顔がすごく恐い!お金を入れ、ボタンを押すと竹刀の位置を定めてから「セット!」というときの顔が!!それからゲームする人が「セット!」というと照明が変わりあとは設楽が竹刀またはバットを振り、ゲームする方はなんとかタイミングをみて避けるんだけど…これがかなりすごい音がするんです。当たったときに。ついみていて「うわっ」と声出たもんなあ。たぶんステージごとに成功したり、失敗したりっていうのは違うと思います。今回、竹刀マシーンは日村、矢作とやったあとに小木が登場してやるんだけども、小木は2回失敗して、3回目にようやく成功。それを見てもう一度日村がやるんだけど失敗。矢作は「俺、ビデオ返さなきゃいけねえんだった!」と逃げ出した…はず(←すまんうろ覚え)。バットマシーンは、矢作、日村と失敗した後、小木登場。小木は1回目は失敗するものの、2回目は成功…したはずが、勢い余って中華鍋を上にあげすぎ、手にバット命中でのたうち回るという…。でもまあ成功ってことで去っていき、その後矢作がもう一度やるがやはり失敗。逃げ腰の日村を再びやらせるのだが、お金を入れ、ボタンを押し、日村がケツバットの姿勢をとってマシーン設楽が位置を定め、「セット」というはずが…言う前にバチーン!!とケツバット炸裂!!(←エンディングのトークでは…わざとではなく、どうやら単に設楽さんが間違えた模様。)ここ、大爆笑でした。最後、設楽にもやらせようとするが、結局しないまま。まあ、宇田川メンバーでこういうことするとこういう役割分担になるってことですかね。矢作は頑張ってたってことか。すっごい高い声で痛がってたけど。
映像の1週間大喜利はそれに至った経緯の「2004年夏、矢作別荘での早朝ドッキリ」でまず大笑い。これ、以前のライブでも確か公開されたということを読んだ記憶があるのですが…矢作*1が寝起きで大喜利のお題を出して無理やり答えさせるのですが、とにかく小木の寝起きがき、きも、気持ちわるーい!!なんだ、この表情。この、ちょっと甘えた子どものような表情は?!「2/14はバレンタインデー。3/14はホワイトデー。では4/14は?」というお題に「ナチュラルデー」(小木)「ホ…ホワイトです」(日村)などと不本意な答えをし、「時間があったら日村よりはいい答えが出せる」「小木には負ける気がしない」ということで「おもしろい鼻のかみかた」というお題に1週間かけて挑む、というドキュメンタリー(?)。小木、日村がそれぞれ毎日1つずつ鼻のかみかたを披露していくんだけど…やっぱり突発的なものよりもじわじわと面白さがでてきてた気がするなあ。特に小木のほうは。
エンディングでは、「噛むのは病気だからね」と矢作。だからあんまり言ってくれるな、と。「練習しても噛むもんね」と言っていましたが…確かに今回も噛んでたしなあ。しかも捨て台詞のところとかで。でも、「噛むとうけるんだよね」と日村が言ってた通り、どうも会場も矢作が噛むのを待っている空気がありありと。それってまあ、矢作が作り上げてきたもんだからそれはそれでたいしたもんだとも思うけどさー。うーん。どうせなら噛みそうで噛まないってことで盛り上げるとか、そういう姿も見たいもんです。まあ…病気だっていうんなら…仕方ない、のか…。竹刀とバットはとにかく痛い、特に脇腹はかなり痛いとのことで、上着をめくってその跡を見せる3人。それぞれの脇腹には竹刀の跡が!特に日村は白いポコンとした腹に真っ赤な跡が!!痛々しいよ〜。
一番面白かったのが映像と竹刀&バットマシーンっていう、練習が関係ないものってところが…やはり、時間が足りなかったのかな、という感じ。どうしてもepoch conte squareのDVDと比べてしまうのですが、練習時間が足りない、というよりは脚本自体も練れてないのかなあ。せっかく前回や、4人の部屋の続編があるのに、前のものを越えきってないというか。練習時間が足りないというようなことをヒム日記でも読んでいたのですが、もしかして脚本などの準備期間も足りなかったのかも。まあ、宇田川らしいっていえばそうだし、でもそういうひいきめがないと…ちょっと厳しいライブだったかもしれません。愛ゆえのちょっと辛口ですが。でもね、エンディングで「通常もやりますから」と言っていたので…それは、みたい。ぜひに。だからまた期待していますよー。


*1:2004年夏の矢作、すごく丸い!!あれからずいぶん痩せたのね。