30minutes(2004/12/10 25:00-25:30)

第11話「交通戦隊ジコゼロレンジャー」脚本は設楽さん。タイトルコールはBOSE。これでスチャ勢ぞろいってことですね。今回はゲストの加藤ローサも加えた6人が大根町役場の職員、という役どころ。以下、今回のストーリーですが、ヒム日記で日村さんが「DVDにする!」と言ってたので…それまで待ちたい方は、お気をつけください。

今日は大根町のお祭りで、ヒーローショー「交通戦隊ジコゼロレンジャー」が始まるまであと30分。ところがちょっとした手違いでヒーロー達が来ない、ということになる。新聞にも大きくとりあげられているのに…と皆が慌てる中、加藤が言う「私たちでやりましょうよ、交通戦隊ジコゼロレンジャー」。「加藤ちゃん、ナイスアイディーア!」と、皆やる気に。「おい、荒川、衣装持って来い!」と矢作に言われ衣装を探しにいく荒川。
脚本を皆に配る日村。そこへダンボールを抱えて荒川が戻ってくる。中からでてきたのは色とりどりの全身タイツ、長靴、スカーフ。「もっとましなのなかったのかよ」「かっこわりぃなあ」「こんなの着て人前に出るの?」と不満をもらすメンバー。「これだって探すの大変だったんですよ!」という荒川を日村がなだめ、「とりあえず衣装つけて練習しようぜ」とスカーフをメンバーに配る。「よしっ、じゃあやってみよう!」と赤いスカーフを首にまいた日村。しかし「…これ、色、ちがくねえ?」と黄色いスカーフを巻いた設楽。「なんで私が緑なの?」という加藤。「俺…黒…」という荒川。「おかしいでしょ。俺がピンクって」と矢作。小木の首には青いスカーフ。「こういうのってさ、普通赤がリーダーでしょ。赤が日村っていうの、違うんじゃないかな」と設楽が言えば、加藤も「日村さんは、赤の器じゃない」と。「赤の器ってなんだよ!そんなもんあんのかよ!」という日村だったが、小木に「あるんだよ!赤になるものにはそれなりにバックボーンが必要なんだよ!」と言われ、じゃあ誰が何色だったらいいのか、と話し合うことになる。
「矢作のピンクはありえない」「普通ピンクは女だろう」ということでピンクは加藤へ。加藤の緑は「小木かなあ」「小木さん緑っぽい」ということで緑は小木。空いた青は矢作へ。「よし、これでOK、じゃあいこう!」と日村は練習を始めるものの、全員に「ぅおいっ!」とつっこまれる。「さっきから、赤が違うっていってんだよ。設楽に赤渡せよ」と矢作にはっきり言われ、さらに「日村さんは、赤じゃない」と加藤にもきっぱり言われる。加藤を睨みつけながら、でも仕方なく設楽に赤のスカーフを渡す日村。「なんか、悪りぃな」と黄色のスカーフを日村に渡す設楽。ずっと「俺…黒…」とぶつぶつ言っていた荒川も加藤に「黒はすっごい大事だし、誰にでもできるってもんじゃないと思うよ」と言われ「うん、やろう」とあっさり納得し、じゃあみんなで練習を、という雰囲気になるものの日村は「だって、黄色はちょっとデブで、なんか間抜けな感じがして!」と納得いかない。しかし、「わかってんじゃん。ぴったりなんだよ」と皆は練習を始めようとする。「設楽!赤になったとたん何しきってんだよ!」と言う日村に対し「そんなんじゃねえよ」と設楽。さらに「今まで一生懸命準備したのは俺だ」と主張するも「そのお前の連絡ミスでこういうことになってるんだろーが」と言われてしまう。「そうですよ、早くやりましょうよ」と日村の元へくる荒川。その荒川をみて「!!!お前、黄色にぴったりじゃねえかよ!」と日村は黄色のスカーフを荒川に渡し、自ら黒のスカーフを巻いてしまう。「よし、やろうぜ」とヒーロー役5人がポーズを決めるが、「ちょっと待てぃ!」と悪役日村。「なんで俺が、イハンダーやんなきゃいけねえんだよ!」と怒鳴るが「お前が黄色あげたんじゃん」と矢作。「俺は認めねえよ!…よし!相撲だ!!相撲で勝った奴が好きな色を選べることにしようぜ!!」ヒーローは強くないとな、と言い出す日村。「日村、俺らこの色で納得してんだよー」という小木。「小木、お前だって本来は黄色や黒をつけるタイプの人間なんだぜっ!!」「うるせえよ!わかってるよ!!」
とりあえず相撲で対決することになるものの、日村は設楽、矢作、小木、荒川と次々に負けてしまう。ヒーロー5人は盛りあがり、「じゃあ、やろうぜー」と練習を始めようとするが「ちょっと待て!」力士は1日1番しかとらない、と主張し今度は「女にモテるやつがヒーローだ」と『彼氏』『一夜限り』『結婚相手』『お兄ちゃん』『親戚のおじさん』と書かれた紙を自分の気持ちに正直に、5人に貼るように加藤に言う。「こんなことやって意味あるの?」といいつつも5人は目をつぶって1列に並ぶ。まず速攻で日村に『親戚のおじさん』を貼り、他の4人にも悩みながら紙を貼る加藤。日村の合図で目を開けると『彼氏』の設楽は「おお!なに?そういう風にみてたの?」、『一夜限り』の矢作は「何?俺意識しちゃうよ」、『結婚相手』の荒川は「いやあ」にんまり笑顔、『お兄ちゃん』の小木は「ちきしょー!」と叫び、「ざけんなよ!馬鹿かよ!!」と貼られた紙をみてキレる日村。「どういう結果になると思ってたの?」「親戚のおじさんって書いた時点でやべぇって思わなかった?」と設楽や矢作に言われ「思わなかったよ!」と答える日村。小木にも「親戚のおじさんだって」とバカにされ「おめえだって、お兄ちゃんだろ!お兄ちゃんは向こうの3人みたいに、いわゆる、セックスだよ、そういうことはできねえんだよ!」と日村。「いや、あ、あるよ!世の中にそういうケースだってあるよ!!」と小木。「はあ?!そんなんだったら親戚のおじちゃんだってできるじゃねえかよ!」「そんなのすげえいけないことじゃん!」「お兄ちゃんだっていけないことじゃん!」といがみ合う二人。さらに「…加藤ちゃん、お兄ちゃんにやらしてくれる?」「おじさんとやろうよ」と加藤に迫りはじめ、「やめろッ!!変態ッ!!」と矢作に一喝される。
懲りない日村は「た、たべもの!」と叫び、食べ物のイメージに合わせて色を決める、と言い出す。加藤は「設楽さんは、焼肉」「矢作さんは、串カツ」「小木さんは、タイ料理っぽいかな」「荒川くんは、茶碗むし」と言い、最後日村には「かまぼこ」と即答。みんな納得する中「かまぼこってなんだよ!、せめてシュウマイだろ!!シュウマイって何だよそれ!」と自らツッコミ「食べ物やめ!スポーツ!!」と今度は加藤にスポーツに例えるように言う。「設楽さんは野球」「矢作さんはゴルフ」「小木さんはムエタイっぽいかな」「荒川くんはモンゴル相撲」と順に例え、最後日村には「綱引き」。「綱引きってスポーツかよ!やめっ!木の実っ!!」と今度は木の実に例えろという。「設楽さんはアーモンド』「矢作さんはくるみ」「小木さんはピスタチオ」「荒川くんはマタダミアナッツ」そして、「日村さんはどんぐり」。「どんぐりって見た目じゃねえかよ!はい、もう木の実やめっ!国っ!国っ!」とムキになる日村、「国だったら俺はなんですかっ」と聞くが、加藤は「日村さんはブタペスト」と即答。「バカじゃねえの!ブタペストって国じゃないし!響きでいってんな、ブタって。ブタが言いてえんだよ!!」とキレ、がっくりと肩を落とす。「なんかおもしろいな。これ」と荒川、「体の部分だったら誰がどこ?」と聞き、「日村さんが、お尻の穴」となんの躊躇もなく答える加藤。「うるせえよ!勝手にやんなよ!」と怒り心頭。
「もう時間がない、練習しよう」と練習を始める5人。しかし日村は「売ってくれ」と言い出す。「設楽、その赤、売ってくれ」と。それに対し「頭きたっ!なんだよお前!俺だって黄色はほんとは嫌ですよ!でも、ちょっとは大人になれよ!」と荒川。しかし日村に「…黄色でもいいよ、売ってくれ」と言われ言葉をなくす。「いいかげんにしろよ!」という小木にも「黄色より高く買ってやるよ」「おう、もちろん赤は引くほど出してやる」という日村。「そんなに赤やりたいんだ…」という加藤にも「ああ!やりたいね!ピンクははなっから女であるお前のもんだからなあ!」というが、「…ちょっと待て。ピンクって女がやるって誰が決めたんだよ!ああ、ずりぃよこいつ、相撲とってねえよ!」と勝負するように言う。「おっぱいだって俺の方がでけえよ!」という日村に「Eカップあります」という加藤。「嘘つけよ!このガリパイが!!」と日村に言われ「…そうよ、私はガリパイ。ガリパイピンクよ」と加藤。「出たな!ガリパイピンク、勝負だ!」「受けてたつわ!尻の穴ブラック!」睨み合う二人を「いいかげんにしろ!」と止める設楽。「頼むよ!やらせてくれよ!」と土下座をする日村、「いいかげんにしろってんだよ!」と荒川に殴られ、泣き出す。子どもが見にくる、という日村。実は高校の時の彼女との間に子どもができ、両親に反対され別れたのだが、彼女は日村に内緒で子どもを産んだと。子どもの前でいいところを見せたいという。「早く言えよ、ばかやろう」と小木。「赤ゼロレンジャー、頼んだぜ」とスカーフと衣装を渡す設楽。着替える日村。「じゃあ、やりましょうか!」練習を始めるが…

中途半端に着替えて黒のパンツ1丁で赤のスカーフを巻いた日村が練習を始めようとすると、本物の赤ゼロレンジャーが「すみません!遅くなりました!お前だけでも行ってこいと言われて」と入ってくる。本物の赤はもちろんいい男(←友情出演・松田悟志。かっこいいねーこの人)で、それを見た加藤が日村からスカーフを奪い、「お待ちしておりました」とスカーフを渡す。パン一の日村がくしゃみをし、設楽が黒のスカーフを広げ、日村の肩にかけるというオチ。
今回は設楽さんの脚本、ということだったのですが、それぞれに例えるところが何とも上手い。どんぐりは予想がついたけど、かまぼことは!それぞれのキャラを上手く押さえているところはさすがって感じです。大笑いまではいかないものの、にんまりしてしまう。日村さんのからまわりぶりも相変わらずで見ていて痛々しくなるほどでした。そして、今回の小木さん気持悪ポイントはなんといっても「お兄ちゃんにやらしてくれる?」と加藤ローサに迫るところ!日村さんといがみ合っていたのに、急に振り返り、優しい落としたトーンの声で「加藤ちゃん、お兄ちゃんにやらしてくれる?ねえ?お兄ちゃん気持ちいいんだよ?ねえ」と迫る小木さんの気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪いこと!!この手のいやらしさをやらせると右に出るものなしの気持ち悪さだなあ、本当に*1
回を重ねてやっているほうも慣れてきてるんだろうし、見ている私も慣れてきてずいぶんこの5人でいることがすんなり入ってくるようになったなあ…ってとこであと1回っていうのが残念です。来週のゲストはYOU!楽しみだー!


*1:どーでもいいですが、私の場合、小木さんを「お兄ちゃん」にはできないな…だって、血がつながってるとは!NO!!じゃあ何って言われると…ううーん…い、いちやかぎ…う。