30minutes(2004/11/19 25:15-25:45)

はい、ネタばればれですので、DVDまで待つ方はご注意を!
今回のタイトルコールは、森山良子。おお!うわわ〜〜〜〜!!あああっ!!(←以下自主規制)第8話はゲストなし、5人のみでの「上野ノ森動物園の奇跡」舞台となるのは、飼育係の控え室。

上野ノ森動物園サイ飼育係の日村は、毎週金曜日にゴリラの檻の前にいる女性に恋をした。今日、彼女に歌で告白しようと、日村はギターをかき鳴らしていると、そこへすごい勢いで荒川が入ってくる。白いシャツにゴリラの手形をつけている荒川を訝しそうに見る日村。そこへ入ってきた、ゴリラ飼育係の小木。荒川を見ると「ああ!」といって逃げていく。追う荒川。そこへ同僚のキリン飼育係矢作が袋を抱えて戻ってくる。日村が告白することを知った矢作は、それに協力しようと日村のために衣装を持ってきたのだ。服を脱ぎ、パンツ一丁になる日村。袋の中からまず革のジャンパーを取り出し「今日のコンセプトはワイルドだ」という矢作。日村は言われたとおり、素肌にそのままジャンパーを羽織る。さらに「これだけだと、ワイルドだけだろ」と次に矢作が取り出したのは白地にピエロ柄のパンツ。「これでワイルドの中にキュートが生まれるんだよ!」「変じゃないか?」という日村に「いや、このままだとワイルドさがキュートを消しているんだよ。今、ただのぽっちゃりなんだよ」という矢作は、もう一つのワイルドアイテム、サングラスを渡す。これで大丈夫、といろんなポーズをとってみる日村。ペコちゃんのように舌を出し、「きた!それそれ!」と矢作はそのポーズで告白することを勧め、想定練習を始める。
「うわーゴリラかわいいー」と女役をする矢作に「君のために作った歌を聞いてください」と言い、歌い始める日村。「素敵。よかったら付き合ってください!」と矢作。「いや〜自然に言っちゃったよ。最高の告白だよ!」という矢作。でも、もしものために…と矢作、最終手段としてスタンガンをとりだし、わたそうとするも日村は断る。そこへ荒川が戻ってくる。顔は泥がつき、シャツはやぶれ、血がでている。なにやらそうとう怒っている様子。そこへタイミング悪く戻ってきた小木。荒川に追われまた出ていく。それを見た矢作「すげえおもしろそう!」と日村よりもおもしろいものを発見し大喜び。日村をおいて、追いかけていってしまう。
残された日村。そこへライオンの飼育係設楽が携帯電話で話しながら入ってくる。どうやら女と電話をしているらしい。その会話を聞いた日村は「どうやったら女にもてるか教えてくれ」と設楽に頼む。「ああ、告白するって話ね」と、矢作しか知らないはずの日村の恋話を知っている設楽。どうやら矢作が言いふらし、さらに賭けの対象にもしていたらしい。「でもその賭けは成立しなかった」と設楽。誰も日村が成功するほうには賭けなかった、と聞き、むかつくわがっくりするわの日村。しかし、そんな日村に「でも、俺はオマエが成功するほうに賭ける。俺が女を落とすテクニックを教えてやる」と設楽が言い出す。そして「女は、プレゼントだ」とアドバイス。「よし、わかった!金!」という日村に「なんで俺が金を?」と反論するものの、「俺がうまくいって賭けに勝てば何倍にもなってかえってくる」といわれ「そっかー」と納得。設楽から3万円貰った日村はプレゼントを買いにでていく。
そこへ矢作が戻ってくる。「小木は?」「なんだかよくわかんないけど、すげえおもしろそうなんだよ」と嬉しそうな矢作。そこへ小木が戻ってくる。小木は事情を聞こうとする矢作をさえぎり、慌ててロッカーに隠れる。そこへ追ってきた荒川に「小木、何かやらかしたんですか?理由次第では協力体制を!」という矢作。さらに「お前、ここに隠してるんだろ!」という荒川に「隠してないですよ!だってここにいるなんて知らないし!」と小木が隠れているロッカーの前で不審な動きをする矢作。速攻でロッカーを開けられ出てくる小木。どうやら荒川の女・ヒロコを小木が寝取ったということらしい。「落ち着いて話そう」とまっとうなことを設楽が言うものの、矢作は「話し合っても埒あかないと思うんですよ」とスタンガンを渡して煽る。隙をみて、逃げる小木。追う荒川。スタンガンを両手に持ち「おもしろそう!」と追う矢作。何がなんだかよくわからぬまま、取り残される設楽。
そこへプレゼントを買って日村が帰ってくる。3万円で買ってきたのは、トロ。「これ…まずくね?」という設楽に「うまいよ!」と言い返す日村。「そういう意味じゃなくて…」と設楽。そこへ戻ってた小木と荒川が取っ組み合いを始める。日村が手にしていたトロは床に落ち、踏みつけられぐちゃぐちゃに。「金曜日にいつもゴリラの檻の前にくる女がいるんだよ!」「俺は見たんだぞ!お前があの娘の手を握ってたのを!」「俺はゴリラと触れ合ってもらおうと思って餌を渡しただけだよ!」「でもこの動物園に好きな男ができたっていってたんだよ!」どうやら、荒川の女というのは、日村が好きな女のことらしい。「よし、お前も行け!」と矢作に言われ、小木、荒川が揉みあってるところへ日村も加わっていく。矢作はスタンガンを両手に「やれやれ〜」と大喜び。そこへ設楽の携帯に電話が…「もしもし?ヒロコ?」静まり返る控え室。「もう、ゴリラの檻の前にいるの?じゃあすぐ行くわ」といって出ていこうとする設楽。「こりゃ最高に面白くなってきたよ。ほら、GO!GO!」と矢作は嬉々として3人にスタンガンを渡す…。

ラスト、気を失って床に転がっている設楽。そして日村ソング*1を歌うみんなというオチでした。
出たー、胡散臭い矢作!!epochに通じる「だっておもしれーじゃん」キャラだ!これ大好き!!普通にスタンガンをもってニヤリとするところとか、たまりません。設楽さんもモテ男役なのですが、なんともバカっぽいとこがいい!3万円渡しちゃうところとか、電話でのやりとりの中のエロトーク*2とかね。日村さんのキャラは相変わらずのモテない男なんだけど、やっぱりおかしいし、荒川の切れっぷりはやっぱりすごいし*3。今回、別枠インタビューシーンでは最後に「動物のモノマネは?」という質問があって、みんなそれぞれマネをするんだけど*4小木さんは今回はまあ普通(?)なんだけど、動物のマネで、ゴリラを!!うはー、小木影だ!!小木影!*5
脚本がオークラってこともあってか、なんだかepoch風味の話だったなって感じでした。スタンガンがちょっとブラックなんだけど、でもやっぱりこういう感じが私にはヒットするんだなあ。前回のような爆発力はなかったけど、今回、よかったです!


*1:彼女への思いを託した歌は「君はゴリラが好きなのかい〜ゴリラが君を好きなのかい〜♪違うよ、ゴリラが好きなのは、えさだよ」これって誰が作ってるんでしょうね。

*2:最初の女には「もう抱いてやんねえぞ」だったのに次の女は「俺のうまか棒入れてやんねえぞ」だしね。それを聞いた日村のぱあああっとした顔もおかしすぎ。

*3:今回の役は42歳、保父とのことでしたが、42歳にも見えちゃうとこがすごいよなあ。

*4:日村→カバ、矢作→キリン、荒川→ライオン、設楽→瀬川英子。設楽さんは「このくらいしかできないんですよ、動物のマネって」って…。

*5:『epoch TV square』#4にて。