小木博明考

まず、大前提として…小木さん、好きです。

矢作のビジュアル面からおぎやはぎに入ったので、正直最初は全然小木さんは目に入ってこなかったんですよ。(←今から思えば信じられない…)テレビで見て、次に『epoch TV square』を見たんですが、まあとにかくepochが本当に面白くてしょうがなくて。で、最初は「矢作矢作」と思って見ていたのが何度も見るうちに「日村さんの顔はすごい」とか「設楽さんはどうしてこんなにバカな顔ができるんだ」とか見れば見るほど新たな発見が。で、「小木さんは…なんでこんなに気持ちが悪いんだろう」という思いがある時点からふつふつと沸いてきたのです。しかし、この「気持ちが悪い」という感情がどうして生まれてしまうのかが、わからない。小木さんは決して顔が気持ちが悪いわけではないし、背も高くスタイルもいい。なぜだかわからないけど、気持ちが悪い。なぜだ。
今まで「気持ちが悪い=嫌」という単純な構図しか持ち合わせてなかった私は戸惑ったわけです。「もしかして、気持ちが悪いっていうのは、私だけが感じていることなのだろうか?」とも思ったのですが、どうやら世間一般的に気持ち悪いらしい*1。そして9月にあったBEST LIVE『JACK POT』を観にいき、ナマ小木の気持ちの悪さにノックアウトされたのです。座ったところが前の方で、しかも舞台に向かって左寄り、つまり小木側だったせいなのか、それとも2つ目にやった『○○じゃない』のせいなのか…。とにかくあまりに気持ちが悪くて、観ているうちにもう出てくるだけで「ぐふっ…き、きもちわるい…」と笑いがこみ上げてくるように…。気づけば小木さんに目がいっている自分。どうした自分。そんな恐怖体験を経て、ますますこの「気持ちが悪いのに見たい」という感情がいったいなんなのか、わけがわかんなくなってしまったわけです。
『錆鉄ニュータウン*2の「恋のエチュード」で、日村は顔が気持ち悪いけど、小木は性格が気持ち悪い、というセリフがあり、まあ当然コントの中ではあるのだけど、ある種この二人の気持ち悪さの違いを表してはいるんだけど…でも、でも小木さんに関しては「性格」で片付けられない気がする…。なんだ、なんなんだ?…フェロモン??フェロモンのせい???
あーあ、こんなに気持ちが悪いなんていっていいのか…?でもこないだid:sahyaさんが言っていた"「気持ち悪い小木を大好きな矢作の気持ち悪さが好き→本当に好きなのは小木」"という恐るべしおぎやはぎ方程式。うう。秋と共にまだまだ深まる小木博明の謎。ああ、こうしてまた考えちゃうんだよなー。続く(のか?)


*1:JACK POTのときにチケットを譲ってもらった方が小木派だったのですが、その方も「気持ち悪い」と言っていたので、「あー小木さんが好きな人でも気持ちが悪いんだあ」と非常に安心した私。

*2:「オーライ」の小木さんの動きは芸術的に気持ちが悪い!そしてこれは矢作が作っているのがまたなんとも言えないのですよ。うう。小木さん作の「ピアニスト独り」も気持ち悪いけど、明らかに「オーライ」は違う。なんだ?やはり小木さんの気持ち悪さを最も引き出せるのは矢作ってことなんでしょうか。ああ…今後、街角で車やらバスのそばで「オーライ」って声が聞こえる度に、わたしは思い出すのでしょう。ぎゃー。