爆笑オンエアバトル おぎやはぎ

爆笑オンエアバトル おぎやはぎ [DVD]

爆笑オンエアバトル おぎやはぎ [DVD]

まずオープニングの映像で吹き出してしまいました…なんだーあのわざとらしさ。なんだーあの曲。なんかさ、胡散臭さ倍増って感じです。クラシックとおぎやはぎって。
見た感想としてはやはりまだ現在のようなキャラができあがりきってないなあ、ということ。矢作も結構思いっきりツッコんでいたりして。たぶんここからまたいろいろ紆余曲折があって、現在のおぎやはぎになってるんだろうなあ。1999年〜2002年あたりのネタということなんですが、現在は若手と呼ばれることになんだか違和感を感じる私が見ても、このころは若手感丸出し。ビジュアル的には矢作なんて髪みじかくてかわいらしいことこの上ないです。細っこいし。小木さんは坊主頭で今とは違う気持ち悪さを醸し出しています。気持ち悪さというか…ヤバイ人だよな、これ。そして仲良しトークも随所に挟み込まれています。時々ハズす矢作も見られます。
「ただ歌いたくて」が入っているんですが、まだ初々しくて、こう、最近のほうが断然上手い。小木さんの気持ち悪さも、矢作も訂正の仕方も。時々「やってるうちにうまくなってんのかな〜」なんてご本人たちは言っていますが、明らかに。まあ上手くなってなかったら困るんですが。
個人的には、トークなどで小木さんの天衣無縫ぶりが垣間見られておもしろいです。あとは、矢作の噛みっぷり。もう本当に昔から噛んでばっかりなのね…オチで噛んじゃさすがにどうかと思うけど。それをすでにキャラにしちゃったらなー。それはずるいけど、かしこい。あとあと、一部で「あんまり…」と言われていた特典映像「オセロ」は私は好きです。ああいうバカバカしすぎることをまじめにやるところがね。こういう微妙なところが、おぎやはぎの本流なのかも、と思ったり、ね。まあ実際もうひといきってネタもあるんですが、それは「オンエアバトル」って考えればそういうもんだと思う。代表作(?)とも言える「結婚詐欺師」や「結婚式の司会」はさすが(まあ、500オーバーだけはあるなあってことですわ)
最近はテレビでネタをみる機会が減っていますが、長いネタよりも時間決まってるネタのほうが好きって方や、ゆるーい漫才が好きって方はぜひ。